JR後に誕生したロクロクの百番台のことをいつの頃からか「サメ」と呼ばれるようになりましたが、今まではニーナ様を始めとするゼロロクの陰に隠れた全く日陰の存在でした。

 

ところが最近サメの中で丸形ライトが特徴の一次型に廃車や休車が続出して、現在稼働しているのは3両ほどのようです。昨年辺りから先行きが危ういという噂は聞いていましたが、いよいよそれが現実となり、最近は熱心に撮影する人が増えているようですね。

 

昨年の年末に浜名湖に遠征した時、運良くトップナンバーの101号機が牽くピカイチのコンテナ列車の「カンガルー便」を捉えることができました。同機は先月で運用離脱しています。

 

来春果たして桜とのコラボは未だ見られるのでしょうか?

 

この103号機は現在も稼働していますが、一次型のラストランナーになるかもしれません。

 

かっては新幹線の「こまち」を甲種輸送で牽いたこともありました。

 

この分だと角形ライトと帯入りの二次型も安泰とは言えないかもしれません。

 

ところで今週総武・横須賀線に新型のE235系がデビューしましたが、早くも各地で撮り鉄、乗り鉄がトラブルを起こしたようです。別にこのサメのように引退して行く訳ではなくこれから飽きるほど見られるのに全く理解不能な事態と言わざるを得ません。今後サメや185系などが益々過熱していくかもしれませんが、コロナ禍で世の中が乱れているのに便乗するような真似は慎んで欲しいと思います。