乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3532 竹田(2020.11.23)

11月23日からは、「どこでもドアきっぷ」2日間用を使っての旅。2日間用のフリーエリアは、JR西日本管内に限られるので、その中でどれだけ新幹線や特急を組み入れられるかがポイントになります。

この日の新幹線利用は、厚狭~姫路の範囲。「こだま」~「のぞみ」~「ハローキティ新幹線」と乗り継いで、姫路には10:28に着きました。

姫路からは初めて乗る特急「はまかぜ」で、やはり初となる播但線の旅に出発。そのまま乗っていれば豊岡、城崎温泉なども楽々でしたが、せっかくなので沿線の一大観光地を訪ねる行程にしました。「はまかぜ」は3往復走っていますが、停車駅は少々変則的で、この時に乗った1号(姫路10:44発)は折よく竹田に停車。竹田城跡などの観光が可能という訳です。

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「特急はまかぜ」の一部が竹田駅に停車いたします・・・期間限定というのは意外な気も
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特急「はまかぜ」@竹田駅(11:43着・発)

竹田到着は11:43。竹田城跡の近くまで行く「天空バス」は、駅前を11:55に出るのでちょうどいい設定です。竹田から先、播但線終点の和田山をめざすには13:44発に乗ればいいと考え、その後の行程も一応組み立て済み。つまり竹田での滞在時間は2時間を見ていて、それでよしとしていたのでした。

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和田山方面は、11:43の次が12:30、13:44と続くも14時台がなし。生野14:08発の「はまかぜ」が停まれば、空白が埋まります。

結果的に間に合ったのでよかったのですが、帰りの登山道については、より入念なチェックが必要と思った次第。バスを降りてから竹田城跡に着くまでがちょっとした山道だったこと、竹田城跡は眺望のみならず、その場所自体にも見どころが多々あったこと、徒歩で下山する場合は、登山道(複数あり)をコンディションに応じて見極める必要があったこと・・・竹田では、(鉄道利用時は特に)時間配分を考えた行程を立てて臨むのがいいようです。

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竹田駅外観。風格ある造りです。竹田城跡は、駅後方の山の頂にあります。

あわただしい中にあっても、駅構内や駅舎など、ひととおりの見物、撮影はできました。小雨だったので何とかなりましたが、これで雨が全く降っていなければ、より楽な感じで観光や移動などできたと思います。もっとも、雨が降ったり止んだりだったことで、竹田城跡では絶好のタイミングで虹(→参考が現われ、虹を見下ろすというレアな体験も。観光にしろ「観虹」にしろ、ともかく竹田に来た甲斐は大いにありました。

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和田山行き普通列車。とにかく間に合ってよかったです。


以下は、姫路駅での「はまかぜ」と、途中停車駅での様子です。

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姫路駅で発車を待つ「はまかぜ1号」。当駅で進行方向が変わるため、停車時間はやや長め(10:38着-44発)。
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福崎駅(11:02着)。103系の回送列車が停まっていました。電車が走る区間は姫路~寺前で、ローカルな中にも近郊の雰囲気を保っている印象。寺前から先の非電化区間は、里山、山間部の趣で景観が一変します。
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生野駅停車中に見た虹。北に向かうにつれて雲量が増え、時折雨も降りましたが、急に晴れ間が出ることも。竹田城跡で見た虹も同じような天気によるものでした。

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