こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型 グリーンマックス(以下GM)の西武新2000系入線の話です。

まず最初に..

本記事のタイトル中”モーター瞬殺”は実際起こった話ですが、これはDCC(Digital Command Control)仕様の線路上を動かしてのことです。DCCでなければ走行に問題ないと思いますので、誤解の無いようにお願いします。

 

左が入線した新規品 新2000系の2057F 8両編成です。右は既存の2093Fです。

実は数か月前に購入していましたが、放ったらかしになっていました。室内灯、パーツ取付、前、尾灯のDCC化など未施工です。DCC線路上では前照灯も尾灯も点灯しちゃいます。

 

購入したのは同じく写真左側 品番30834です。右は品番4400の2093F どちらもGM製ですがパッケージが違いますし、品番も大きく異なりますね。この差は、、

 

新規品は上、台車がスナップ&ピボット集電になり走行抵抗が小さくなった改良版、床下の刻印”TR-200A”タイプです。

2093Fは購入当時下の旧式、集電銅板が車輪裏、車軸を擦るタイプで走行抵抗が大きいものでした。こちらは”TR-200”の刻印です。私の所では上手く走らなかったので、足回りをKATO西武新101系から譲り受けて走らせています。1枚上の写真、多分左の新パッケージがTR200A系製品と思いますが、この差は大きいと思います。

 

新しい2057FはTR-200A系製品だし、定価よりだいぶ安くなっていたので購入しました。(20000円台前半) 実は購入当時の目論見は2093Fの足回り交代要員だったんです。

TR200A系の床下パーツが手に入りにくいし高価、特にピボット集電式台車はパーツとしての販売が見当たらないので.. 秋葉原のGMショップへ行っても在庫があるとは限らないし..

 

既存2093Fも多くは西武新101系の足回りです。4ドア車に101系の3ドア座席..2015Fの”ちゃんと4ドア化”記事で使用したKATO 205系用の4ドア座席パーツももう無いし..

と思っていましたが、KATOのオンラインショップを覗いたところ、、

 

この4132-6Cのパーツが”在庫あり”になっていたんです。まだあったんだー。これなら2093FもKATO足回りのまま”ちゃんと4ドア化”が出来ます(笑)。2015Fの集電もチラつき対策が効果を上げているようなので、それなら4132-6Cを買い足し、このまま2057Fを生かそうかな と。

 

10両運転の連結相手も何故か?予備車が居るんです。左の2両固定2405F(品番4149) 菱形ダブルパンタ、1990年代後半くらいのイメージでしょうか?これの床下は今も抵抗の大きいTR200で残っています。実は上から3枚目の下側はこのクモハ2405を撮影していました。

 

さて、2057Fを生かすにはDCC化が必要になります。折角GMのTR-200A系車で揃うので、モーター車もGMが良いかなー と。しかし、GM動力ユニットのDCC化は集電不良、脱線多発と散々で、これまでうまく行った試しがありません。

いつも真っ先にDCC化に着手しちゃうので、今回はまずパワーパックテスト走行のうえ(これは問題なし)、デコーダー未搭載のままDCC電源上を走らせてみることにしました。DCC改造でおかしなことになっているのか、他に原因があるのか見極めようという意図です。

 

しかし、やってみるとまともに動かない、動いたかと思うと急に止まる、走行時に方向転換するとピタッと止まって動かない..でいくらもやらないうちにコアレスモーターが全く起動できなくなった..ほぼ瞬殺です(泣)

DCC上でアナログ車運転って、一応できるようになっています。以前アナログに復帰させたマイクロエースの営団6000系なども問題なく走りました

 

また、DCCデコーダーを搭載したGMユニットでも止まり方が似ていました。写真手前は過去走行テスト中していた時のものです。(2020/02 2093F足回りに関する記事に掲載したもの) 集電不良が起こりそうにない、何の変哲もない区間でピタッと止まっちゃう..どうやら集電不良ではなく、GMのモーター自体がDCCには向かないんじゃないか と思います。モーター死亡の危険を冒してまでこの先そうそうテストするわけにも行かず..こういう結論になりそうです。

手前のテスト中ユニットのモーターは生き残っていた(まともに走らなかったけど、DCC基板を載せていた分モーター死亡までには至らなかった?)ので、これを移植してパワーパック区間で走行、これはスムーズに動きました。

 

やれやれ、結局2057Fもモーター車はKATO 新101系のもの ということになりそうです。

以前GM2000系は10両2モーター車走行だったのを、KATO、GMのTR200A足回り化で走行抵抗を低減し、今は1モーター車走行なので2両余っています。このうちの1両分を使用です。

切り貼り表現の床下機器がいくつか無くなっているので補修しなきゃ..

また、これは2000系初期車仕様、抵抗器の通風冷却グリルの数が新2000系より多くなっているので、これも変更が必要です。

 

2057Fも床下機器はGM製品のままでなく、自前であれこれ切り貼りすることになると思います。というのは...

購入した製品の1両 モハ2357(2100~2300番台偶数車番共通 パンタグラフ搭載のM車)の床下表現、旧製品と同じものが付いているようです。旧Y! Blog時代にも書いていましたが、私が思うにこの”歯抜け”状態の通風グリルがなんとも違和感なんです。車番表記下付近から右へ等間隔に並ぶ箱9個の表現です。

 

これが実車写真(モハ2261)、新2000系は歯抜け1か所ありですが、連続する部分は隣との間に隙間は殆ど無いんです。通風グリル以外も機器の形、配置が異なって見えます。

 

同じ車両の反対側もおかしいと思います。

 

初期形車の写真しか手持ちに無かったのですが、こちらは新2000もほぼ同じです。

床下機器の並びが、前後ほぼ真逆配置 なんじゃないんすかー?

このように各車、実車と違う所が多々あります。確かどっかに”床下機器は実車と異なる部分があります”みたいに書かれていたとは思いますが、これは違い過ぎるでしょ?

GMさん、西武2000系シリーズは多くの製品を出されているわけで、TR-200A系で集電、走行性能も格段に良くなったのに、この全然違う床下機器だけは残念ですねー。雰囲気出てればそれでいいじゃん という考えもあるかもですが、私的には真っ先に”歯抜け通風グリル”が何とも違和感です。

でも改良パーツが無いものは仕方ない、何とか切り貼りで実車に近づける対応を予定です。

連結相手の2405Fに合わせて、パンタグラフの菱形化、ベンチレーター設置などして、一昔前の感じにしてみようかな と思っています。

 

さて、今回新規に1編成 となると、もう留置線がありません。

私の所はこれまで基本車両は線路上留置、進路設定しマスコン捻ればすぐ走らせられる がコンセプトでした。(いきさつは→何で線路だらけになったのか? に書いてます。)

なのでズラリと並ぶ車両ケース、予備車がポツポツ入っている程度で実は殆ど”空箱” これももうスペース満タンです。

これを西武車両だけは覆して、ケース収納にしようかな と思っています。

私の在籍車両は殆どの車両が”国鉄型”、西武線車両だけ別worldなので..

西武以外の私鉄車両はKATOの営団6000系が居ますが、これは常磐緩行線を走った車両なので、EF81貨物や485系特急”ひたち”など、国鉄型との共演も似合います。

 

西武車両の運転時だけは”箱出し”をやることにして、今止まっている留置線は他の車両に利用しようかな と。というのは、国鉄(またはJR)通勤、近郊型電車がほとんどいないんです。中央線201系が1本だけ..

 

例えば先日以下の東海道本線を想定した動画をUpしましたが、285系サンライズ、EF66+24系富士、381系しなの、EF65PF貨物...共演の通勤近郊型が無い..

113系とか何か居ないと格好付かないよなー..(汗) とか思って撮っていました。

来年、お財布事情と相談しながら考えることになると思います。

 

                                                   

 

↑YouTube動画です。画面をクリックいただくと再生されます。              

 

まずは西武2057Fの整備を進めなきゃ..

実はもう1両整備しなきゃいけない新車があります。これはまたの機会に..

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 DCCへ Blog村へのリンク

 

イメージ 14 鉄道.comへのリンク(Blogページへ)