近畿日本鉄道乗りつぶし16(山田線、鳥羽線、志摩線) | 乗りつぶしに行ってきた!

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JR全線完乗が目標!(現在は99%乗車済)

湯の山線鈴鹿線と乗りつぶしてからは一気に南へと進みます。

 

平田町11時35分→伊勢若松11時45分

伊勢若松11時48分→伊勢中川12時18分

 

 

伊勢中川からは近鉄では一番南に位置する賢島へと向かいます。

この先は山田線(伊勢中川宇治山田)、鳥羽線(宇治山田鳥羽)、志摩線(鳥羽賢島)と路線名は変わりますが、乗り換えを一度もすることなく行くことができます。

伊勢中川から賢島まで直通する普通はこれから自分が乗る列車に限らず、日中はほぼ全てになります。

ただ日中だと1時間に普通は2本しか設定されていないので、1本逃すと30分待ちとなります。

 

伊勢中川12時56分→賢島14時37分

2番のりばから出発。2両編成のワンマン運行でした。

 
 

東松阪で近くに学校がある松阪高校の生徒が50人くらい乗車してきました。

櫛田は2面2線のホームですが、両線路間に待避線があり、東海道新幹線の静岡県内の駅のような構造をしています。

明星は2面4線のホームで特急通過待ちのため4分間停車。

海側に車両基地があり、山田線鳥羽線志摩線を走る全ての車両の基地となります。

明野にも待避線ありで特急通過待ちで2分間停車。

伊勢市宇治山田と伊勢神宮に関連する駅に停車。宇治山田を出ると山田線から鳥羽線に自動的に路線が変わります。

鳥羽線はわずか13,2kmの短さですが、山田線(参宮急行電鉄により1931年開業)と志摩線(志摩電気鉄道により1929年開業)の間を結ぶために1969年に開業した路線。

近鉄では3路線の開業した際の会社ごとに路線名をつけて今も残しているわけです。

 

朝熊は秘境駅っぽさを出していましたが、出発後に住宅地が広がっていました。

朝熊から池の浦はうっそうとした森が広がります。駅間は5.7kmで3路線の中では一番距離の長い区間となります。

鳥羽参宮線との乗り換え駅で、参宮線の終点になります。ここからさらに北に線路が敷かれているのは近鉄のみとなり、大阪京都名古屋から数多くの特急、急行がやってくることから、人気面では近鉄が圧倒しているようです。

鳥羽から先は鳥羽線から志摩線に路線が変わります。

次の中之郷までは複線が続いていましたが、単線区間へと入ります。

志摩赤崎は2面2線のホーム構造で賢島方に転車台がありました。


(写真は帰りに撮影したもの)
 

次の船津を出ると複線に戻ります。

加茂は2面2線のホーム構造で周りに民家は見当たらず田んぼが広がっているんですが高校生が4人下車。

ただ出発すると沿線沿いに民家が広がっていて、おそらくそこまで歩くのでしょうね。

松尾は2面2線のホーム構造。

白木も2面2線でで互い違いのホームとなっていて、両線路の間には上下2本の待避線がありました。

 
 

白木を出発すると長大なトンネルへ。青峰トンネルと呼ぶそうで1993年に単線から複線にした際にこの区間のルートは変更となり作られたトンネルです。所要時間は約2分でした。

上之郷を過ぎると再び単線となります。

次の志摩磯部は2面3線ながらのりば番号の付番が独特で真ん中が1番のりば、山側に2番のりばがあり、海側が3番のりばとなります。

3番のりばは回送列車の留置用のホームとなっていて、近鉄では下り線が発車するホームを1番のりばとするために真ん中が1番となっているようです。

 

志摩磯部を出ると再び複線に戻ります。上之郷志摩磯部の一区間だけがまだ単線となったままでおそらくは用地が取れなかったことが原因なんでしょうね。

 

2面2線の穴川を過ぎるとすぐにトンネルを抜けて、伊勢横山に到着。同じく2面2線のホーム構造。

次の鵜方は島式1面2線で志摩スペイン村というリゾート施設へ通ずるバスの発着駅であることから、高校生に混じって観光客も降りて行きました。

同じく島式1面2線の伊勢神明を出ると次は終点の賢島でその名の通り賢島という名の島に渡るわけですが、本州との距離はわずか20mであって、ほんの一瞬しか海を渡りませんので、よく目を凝らしてないといつ賢島に上陸したかわからないと思います。笑

 
 
賢島に到着。
 
 

これで三重県内の近鉄線は全て乗りつぶし完了となりました!

4面5線のホームにはしまかぜしまかぜ伊勢志摩ライナーが到着を待ってくれていたのがとっても嬉しかったです!

まるで祝福してくれたかのような気分になりました!←