皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

今月はTomix製のキハ26首都圏色シリーズ、そして東北のED75・貨車セット・客車セットと既に新製品が届き、最後はKATOさんの製品となりました。私はDD51のリニューアル新製品?(一応新製品リストでは再生産ではなくNEWとなっていますね)を予約していました。しかし、先のTomix製品はメーカー出荷日にはウチに届いていたのに、KATOのDD51はまだ店舗から発送の連絡も来ていません。ちゃんと来るのでしょうか…。既に店頭では並んでいるのでしょうかね?

 

今年の春に模型再開した時にはこんなにキハ58系に燃え上がるとは思わず好きだった車両を少しずつ集めるようにしており、トワイライトやカシオペア・北斗星などを集めましたが牽く機関車がいませんでした。当時DD51の北斗星色は品切れで入手できず、中古品を探そうと思っていたところTomixから再生産の情報がありこれを予約していましたが、これが出る前にKATOからリニューアル新製品の情報が。なので慌ててTomix製からKATO製に乗り換えずっと待っていました。なぜ乗り換えたかというと先日のTomix製ED75とKATO製EF64の整備の際も書きましたが、KATO製の方が別パーツの取り付けがユーザー思いであろうと思ったからと、Tomixは再生産であったのに対しKATOは新製品となっており、これに期待したというところです。もう少しで来るのでしょうから、しばし辛抱することとします。

 

ということでKATO製DD51北斗星色の紹介ができませんので、今回は小ネタで「北見地区に紛れ込んだ北斗星色のDD51」というものをご紹介したいと思います。

 

北見地方というと、旭川からは道内随一の急峻な峠である北見峠を越えなければ行けず、釧路からも川湯温泉~緑間の野上峠を越えてオホーツク圏内に入らねばならず、道内でも辺境の孤立した地域という感があります。そんな同地域ではあまり他地域から臨時列車や変な列車が入ってくることは少なく、こういった列車が来る際は非常に珍しいということでよく撮影に出掛けました。2000年前後のJR北海道は非常に積極的な営業姿勢が見え、北見管内に北斗星車両を使用した団体臨時列車が来ることが年に1~2回ほどありました。石北本線にはDD51重連の貨物列車が走っていましたので、貨物撮影で開拓し尽くした撮影地から北斗星向けの場所を選んで通ったものでした。現在では北斗星はおろかDD51もおらず、寂しい限りです。

 

↑最初にこのような北斗星車両の団臨を常紋で撮ったのは2001年の5月でした。この頃は既に貨物の運行はお休みで、新緑の中をゆく青いDD51は新鮮でした。

 

↑この年は11月にも到来しました。往路は夜行便でしたが、旭川方面へ一旦回送されましたのでそれを狙いました。常紋信号場です。

 

↑安国陸橋ですね。

 

そして4日後に回送で戻ってきました。

 

↑お馴染み常紋峠の146キロポイントです。既に広葉樹もカラマツも紅葉は終わってしまい荒涼とした雰囲気でした。

 

2001年秋の北斗星到来はいずれの日も天候が悪く、なかなかうまくいきませんでした。

 

次は2002年の4月でした。まだ1往復の貨物が残っている頃でした。

↑常紋峠の金華側です。本来のシャッターポイントはもっと手前なのですが、ここで何とフィルムが終わってしまいました…。当時はデジカメなど無く、フィルムの残コマ数に気を配りながら撮影しなければなりませんでした。この失敗以降は大事な写真を撮影する前に2~3枚しか残コマが無さそうだったらフィルムを交換するようにしました。

 

次は2002年の秋、紅葉の真っただ中である10月に到来しました。この頃は3往復の貨物が走っており、そんな中へ北斗星が到来するということで現地は大賑わいでした。

 

↑お馴染み留辺蘂の踏切です。しかしこの際も天気はあまり良くありませんでした。

 

↑次は留辺蘂駅停車中に先回りし、常紋で撮影しました。曇りではありますが紅葉が美しいです。

 

↑そのまま追いかけて丸瀬布上武利の大俯瞰へ行きました。相変わらずすごい景色です。

 

そして3日後には回送で戻ってきました。

 

↑またもやおなじみの常紋峠146キロポイントです。紅葉の時期でしたが、結局天候に恵まれることはありませんでした。

 

そして、2003年の1月頃にはなんと釧網本線に北斗星が到来しました。石北本線内は夜行でしたので釧網本線内のみでの撮影でした。

 

↑昔はC58が、その後はDE10が混合列車を牽いて走っていた北浜の鉄橋をDD51の牽引する北斗星が走ってゆきます。あれ、釧網本線ってDD51が入線できないのではなかったっけ?

 

浜小清水で停車していましたので、先回りしました。

 

↑止別川鉄橋を渡る北斗星です。今までの北斗星到来はB寝台車のみでしたが、今回は個室が沢山連結されていました。超豪華編成ですね!!

 

本当は止別~斜里の荒涼とした風景で撮影したかったのですが、釧路湿原まで追いかける予定でしたのであまり突入困難な場所は避けていたような気がします。

 

↑釧路湿原の二本松展望台です。景色が雄大過ぎて思わず広角気味に撮ってしまいました。もう少し望遠でも良かったなぁと後悔する今日この頃です。

 

このように2000年頃は沢山の臨時列車が走っていました。カシオペアの登場もあり北斗星車両の運用には余裕が出ていたのも一因かもしれません。しかし2008年には北海道新幹線準備工事により北斗星が減便され、車両も整理されてしまったのでこのような臨時列車が運行されることは無くなってしまいました。そして気が付くと北斗星もDD51も北海道から消滅してしまいました。

 

KATOのDD51北海道色が待ち遠しいです。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!