こんばんは。
今年も残すところ1週間と1日ということですが、関西遠征シリーズは年内完結が果たせそうです。まあネタは溜まっていますし、これからも溜まり続けることでしょう、きっと…
さて本題へ。前回は下からどうぞ〜
梅田まで出て、御堂筋線乗って、降りたのは淀屋橋。もう言うまでもありませんが、ここから京阪電車を撮ることにします。樟葉~牧野の養父上道踏切にて、夕ラッシュのおけいはんを狙います。
13000系(13021F) 〈Q1503B 普通 中之島〉
う~ん、さすがに初冬というだけあって近くのマンションの影が落ちてしまいました。奥の建物の鮮やかさを見る限り夏だと相当期待できそうなので、ここはいずれ再訪したいと思います。
この顔と言いますか、この系式と言いますか、何となく4両編成のイメージが強いため交野線や宇治線で走っていそうですが、一応20番台として本線でも走っております。とは言え中間車3両を抜いて走ることもできるようで、検査時のピンチヒッターに抜擢されることもしばしば。
6000系(6008F) 〈D1501A 快速急行 淀屋橋〉
珍しいっちゃ珍しい(平日に限る)快速急行。特急停車駅に香里園、寝屋川市、守口市が追加されたものですが、そこから守口市を除いた通勤快急なるものも存在します。ちなみに守口市は深夜急行と通勤準急も通過してしまいます、大阪近郊駅の宿命ですね。
京阪の中で最大勢力を誇るにまでなった6000系、こちらは次世代を見据えて製造されたために当時としてはなかなか画期的な車両だったそうです。リニューアルの波が押し寄せており、2021年度に完了するそうです。
8000系(8006F) 〈A1621A 快速特急洛楽 淀屋橋〉
いつの間にか平日にも運転されるようになった快特洛楽。2011年秋に愛称無しの臨時列車が淀屋橋発出町柳行きとして初運転された以来、着々と知名度を上げ、ついには毎日運転の定期列車にまで成り上がる、なんだこのありそうでなかったシンデレラストーリーは…
そういやここら辺で近所のおっちゃんに声を掛けられました。奇しくも同業者の方で、この日は近鉄京都線で走ったあおぞら団臨を撮りに出かけたそうな。「(この撮影地は)1年かけて通ったほうがええ」とおっしゃっていましたので、相当おすすめなポイントなんでしょうねえ~
1000系(1505F) 〈K1503A 準急 淀屋橋〉
京阪の独自さで注目しておきたいのが準急と区間急行の英語表記です。多くの会社で「準急=Semi Express」「区急=Sub(urban) Express」であり、区急>準急の関係なのですが、京阪は全く逆の英訳・上下関係となっております。
まあ各停区間の長さの話でしょうが、語源であるラテン語から推測するとsemi-は「半分」、sub-は「下、次」を意味する接頭辞とのこと。そう考えると区急より準急を上位にしたい京阪からすれば、準急に「急行の次だよ」という意味を込めたかったのでしょう。うわなかなか考えさせられた気がする。
最後の最後で卵型電車の一族、2200系が来ました。淀屋橋延伸、高度経済成長期の乗客激増を経験した古豪で、車齢的にも廃車が進行している…かと思いきや5扉車の5000系が優先されてしまっているせい(おかげ?)でまだまだ現役です。
ところでお気づきかもしれませんが、今回掲載された写真は全て車両、種別が異なっております。ここまでバラエティ豊かだと撮る側も心して掛からなければならず、またそれが面白かったりするのだから困ったもんですよ…
撮影後は、せっかくなのでくずはモールの「SANZEN-HIROBA」を見学することに。目玉は旧3000系3505Fでしょうけど、ここって運転シミュレーターやらジオラマやら、ちょっとした博物館になっているんですね。浅はかながら知りませんでした…
ひと通り楽しんだ後は樟葉から特急で三条へ、そこから京都市営地下鉄東西線に乗り換えます。ということで次回に続きます。ありがとうございました。