32年前の今日はオリエントエクスプレスをD51が牽引した日でした | 架空鉄道 もしも宇都宮石材軌道の歴史が変わっていたら・・のブログ

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明治時代後期~昭和初期に実在した軌道が、もし歴史が・・・と想像する架空鉄道を想像しながら楽しむ鉄道趣味

令和の2020年から32年前の1988年12月23日 赤羽駅にて

撮影の練習として普通115系(今では貴重な画像に・・・)

上野発 信越線経由 金沢ゆき 白山号

東北新幹線が開業後も上野発 奥羽線経由で1往復は運行されていた つばさ号

そして やって来ました!D51の498号機とEF58の61号機の重連

ヨーロッパから来日し台車を履き替えJR線を走行したオリエント急行の客車!

「オリエント・エクスプレス88」はフジテレビ開局30周年の記念イベントで日立がスポンサーとなり運転された企画です。

ヨーロッパで運転されている「オリエント急行」を日本で走らせる企画で1988年に実現しました。

9月7日パリ発 東京ゆき出発 シベリア~中国~香港と走行し客車は船で運び10月6日に下松港へ到着。

10月17日 広島発でパリからの乗客17名を載せ10月18日 東京駅に到着。

その後は日本国内各地を走り最後のツアーが12月23日 上野発で出発。牽引したのが画像のD51498復元営業運転の初日の任務となった。ツアー終了後、客車は再び下松港より船でハンブルク港へ輸送され返却された。

 

総事業費約30億円・・・

景気の良い頃(バブル期)の話になるのでしょうか?

当時、未だ学生の私には実感ありませんでしたが、

夢のある企画列車でした。

国鉄がJRになった翌年の秋。国鉄では実現困難な企画をJR各社が協力して実行に移せた賜物の特別運転だったようです。