E261系特急「サフィール踊り子2号」に乗車しました!(プレミアムグリーン席) | 乗りつぶしに行ってきた!

乗りつぶしに行ってきた!

乗り鉄好きが書く乗車記が"一応"メインです。
JR全線完乗が目標!(現在は99%乗車済)

2020年11月4日(水)

14時 伊豆急下田駅

 

今年3月14日にデビューしたE261系のサフィール踊り子

全席グリーン席以上の豪華特急なわけですが、4月25日に初乗車して2つあるクラスのうち、通常のグリーン席に座ったわけですが、ついにその上のプレミアムグリーン席に乗車してきました!

 

 

伊豆急下田14時12分→東京16時52分

サフィール踊り子2号

 

伊豆急下田の改札を抜けて一番近くに位置する1号車に乗車。

左に曲がって奥のドアを開けると、そこはもう選ばれし精鋭しか入ることの許されない空間が広がっていました!

 
 

大げさな表現かもしれませんが、この日は熱海までで満席となっていて、途中の伊豆熱川で家族連れが乗車してきたんですが、男の子(幼稚園くらい)がプレミアムグリーン車が醸し出す雰囲気に思わず「すげぇ!!」って大声を出した途端に親に叱られるくらい凄い空間なわけです。(単にその親のしつけが良いだけかもしませんが…)

1列の座席がわずか2席で10列とJR東日本の特急としては初の配列となります。

通路は山側にあり、2席とも海側寄りに配置されています。

 
 
そして2席の間にはわずかながら空間が空いており、1人利用でも遠慮なく座れるようになっていました。
 
 
シートはナイロンだったと思いますけど、そこまでクッションは効いてはいなかったです。
座席幅はもちろん充分取られていました。
 
 
肘掛にある操作パネル。
 
 
リクライニングは電動で動き、全開に倒してもバックシェル型のシートなので、後ろの人には影響のない設計となっています。
鉄道だとE5系、E7系、W7系のグランクラス、近鉄80000系の全席にしか採用されていません。
フットレストはありませんが、レッグレストがついており、こちらも電動で操作可能です。
 
 
ちなみに足元はくぼみができていて、ここに手荷物を入れることが可能です。
 
 
その代わりに座席上の荷物棚はついていません。
座席上にはグリーン席と同様に天窓がついていて、昼間で晴れていれば太陽光が入り込む構造となっています。
 
 

キャリーケースなど大きい荷物を持ってきた場合は客室を出たところに専用の荷物置き場があるので、そこを使ってもらいたいのが製造者の意向なんですが、一泊用の小さめのキャリーケースを2席の間のスペースに入れている場合が多かったですね。自分の隣に座ったおばあちゃんもそんな感じでした。

 

読書灯もついていてリクライニングの操作パネルの横に電源ボタンがついています。

 
 
コンセントも当然ついており、座った時の膝付近に設置されています。
 
 

テーブルですが、背面にはついておらず肘掛にのみついています。

窓側の肘掛からテーブルを取り出します。

 

 

折りたたみ式のテーブルではないので、すごくシンプルです。

 

 
12インチのMacbookなら楽々置くことのできる広さでした。
 
 

窓側の肘掛にはカップホルダーがあるんですが、これ残念なのが600mlのペットボトルを差し込みたくても入らないんですよね…

逆さにして飲み口部分を差し込めば入るんですけど設計ミスかなと思います。

 

 

設計ミスといえばですが、フットレストを全開まで上げてしまうとつま先が前の席にぶつかってしまう点ですね~

身長が170cm以上ある人ならたぶんぶつかります。

1両に10列と少ない配列ではあるんですけど、照明は暗めですし、前の座席との間隔は広くはない…そして隣客のキャリーケースが斜め前にあるとなると思った以上に圧迫感を感じました。

グリーン席よりも上の高級クラスなので、乗車中は仕事はせずに寝るか何も考えずにボーッと景色見て過ごすのが良いんでしょうけど、景色も首を横に向けないと見辛いわけで…

ただ、首を横にしなくても実は座席の向きを変えることができるんです。

 

座席のヘッドレストの上についているレバーを押しながら座席を無理やり海側に押し込むと椅子自体が20度ほど窓側に傾いてくれます。

 
 

この状態だと隣客の動きはほとんど目に入らないですし、首を横にしなくても車窓を楽しむことができるわけですね!

これはプレミアムグリーン席の窓側に1人で座った時にはおすすめしておきます!

 

 

ただ、相当強い力でレバーや座席を押さないと動かないので、この辺も電動で動けば良かったんですけども、それは20年後に製造される車両に期待しましょう!