皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。
昨日DD51の定期運用消滅の情報から石北貨物重連時代の写真をアップしましたが、久しぶりに昔が懐かしくなり先日購入した簡易スキャナーで数枚取り込んでみました。
・石北貨物
石北貨物は北見から近い事からよく通っていました。有名ポイントはよく行ったので新たな俯瞰ポイントを開拓したりしていました。当時はGoogle Earthの高解像度情報など無く、地形図を片手に列車に乗り込み、車内から俯瞰できそうなポイントを探しては地図にマークし、後でそこを目指すという地道な方法を採っていました。
そんな中、「スキー場から見えるんじゃない?」という場所があったので試しに登ってみました。
<遠軽ロックバレースキー場>
↑遠軽ロックバレースキー場に登りました。殆ど地元民しかいないようなスキー場ですのでのんびり過ごせます。リフトの頂上付近で邪魔にならない場所から撮っています。しかし影が出て非常に難しい撮影になりました。
スキー場は何といってもリフトに乗ると頂上まで行けるという、なんとも素晴らしい撮影ポイントです。
なのでまたリベンジしてみました。
↑前回よりも晴れましたがやはり雲が出ました。日頃の行いが悪いのでしょうか。
現在は貨物列車は1往復しか走っておらず、早朝のため撮影することが出来ません。この頃は3往復も走っていたので比較的撮影地選びには不自由しませんでした。
その他にも石北本線には「スーパー俯瞰」と呼ぶようなポイントがいくつかありました。
<瀬戸瀬八十八か所>
瀬戸瀬の遠軽寄りには国道側に山があり、「瀬戸瀬八十八か所」と言って霊山となっていました。途中にお地蔵さんとかあったような…。これの頂上に登ると瀬戸瀬駅の上川寄りから新栄野駅くらいまでずっと見渡せました。特にハイライトは瀬戸瀬ダム付近のSカーブでした。
↑昔はダム側にある細い道しかありませんでしたが、1990年代末期に手前に道道が移設され、構図上目立ってしまうようになりました。この時は雪の降る日だったので道が白くてあまり目立ちませんが、天気が良いと道が黒く太い線になってしまい、列車が目立たなくなってしまいました。
↑道路に雪が無いと、道が目立ってしまって…。昔はこの道無かったのですが、時代の変化には逆らえません。
<丸瀬布の大俯瞰>
丸瀬布の下白滝寄りには大規模な俯瞰ポイントがありました。冬の写真が無いことから、冬季間のアクセスは難しかったような気がします。
↑広葉樹の紅葉は終わってしまいましたが、カラマツの黄色が全盛期の頃です。
石北貨物は私の北見在住時代の生きる原動力になっていたような存在でした。当時は5000km毎に車のエンジンオイルを交換するようにしていましたが、貨物の走っているシーズンは月に最大6000kmも走ったりして、行きつけのディーラーに「おい、もう交換か!?」と驚かれたりしてました。撮影以外にも津別や訓子府でバイトしてましたし…。
あの頃は若かったなぁと思う今日この頃です。今、冬に瀬戸瀬山に登れと言われても途中で力尽きて恐らく無理でしょう!
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!