去る2020年9月のこと、カメラを買い換えました
まずは、およそ4年半連れ添った我が相棒であるCOOLPIX P610を某家電量販店で下取りに出しました
 
 
 
購入から4年半が経過していましたが、特に動作に問題がなかったので、1万円で買い取ってくれました
 
上の2枚は引き取られる直前、最後の記念にスマホで撮影したものです
カメラを買い換えるのは人生で2回目ですが、こうして下取りに出す時はいつも「いい人のところへいくんだよ」という気持ちになります
 
思い返せば、光学60倍ズーム搭載のレンズで思い通りの撮影を楽しむことのできる最高の相棒だったと思います
その反面、搭載しているはかなり小振りの1/2.3型センサーだったため、どうしても夜間の撮影は苦手だったようです
 

 

 
そして、新しく購入した機材がこちらのLUMIX DC-G99というカメラです
ストラップの”G”のロゴが神々しいですね
 
このDC-G99は、DMC-G8の後継機種として2019年の5月に発売されたモデルです
いつもであれば、価格comなんかを見て販売価格を吟味した上で購入しているのですが、この時は旅に出発するまでの時間があまり残されていなかったので、P610を下取りに出した
 
カメラ本体が小型で軽量なのがマイクロフォーサーズ機のセールスポイントですが、14-140mmのレンズを装着するとそれなりに重厚感のあるフォルムになります
 

 
本体裏面にはバリアングル液晶モニタと操作系のボタンが集約配置されています
かなりシンプルな設計になっていますが、液晶モニタがタッチパネルになっていることから、特に不満点は感じません
 

 
真上から見ると、このようになっています
ダイヤルがすべて合わせて4つ設けられており、シャッタースピードとF値を同時に調整できるのはもちろんのこと、左側のダイヤルは連写と単写をワンタッチで切り替えることのできるスグレモノです
 

 
本体左側には、充電用のUSB Type-B端子や外部マイク用端子がまとめて配置されています
それでは、このG-99の気に入っている点と不満点をまとめてみました
 
●G-99のいいところ
◆デザイン
CanonやNikonのカメラと比べると、デザインにオッサン臭さがないのがいいですね。
◆操作系統
本体上部左側に設けられている、撮影モードの切り替えダイヤルが秀逸です。このダイヤルのおかげで、いちいち設定画面を開くことなく、連写と単写の切り替えをワンタッチで素早く行うことができます。家電量販店で色んなメーカーのカメラを使ってみましたが、こうした設計を採り入れているのはPanasonicだけだと思います。
◆防滴仕様
屋外でカメラを使っている時は、いつも晴れているとは限りません。急に雨が降られることも多々あるわけですが、G-99は防滴仕様となっているため、少しくらいの雨なら平気です。
◆タッチパネル
SONYやOLYMPUSのカメラは、タッチパネルが搭載されていても、設定画面ではタッチ操作が不可能です。しかし、Panasonicのカメラは設定画面でもタッチ操作ができるようになっており、この便利さに慣れるとタッチパネル非搭載のカメラには戻れませんね。
 
●G-99の不満点
◆マイク性能
標準レンズキットと共に購入すると、そこそこのお値段となりますが、内蔵マイクの性能はあまりよくありません。内蔵マイクについては、3万そこそこで買った以前のP610の方がいいくらいです。外部マイク端子があるので、内蔵マイクの性能に不満がある人は、追加で買った方がいいです。
◆重量
私はまったくの許容範囲内ですが、前述の防滴仕様に加えて、耐衝撃構造が採用されており、カメラ本体にマグネシウム合金が奢られている関係で、マイクロフォーサーズ機の割にはあまり軽くはありません。ですので、機材に軽さを求める人にはSONYのα6400やCanonのEOS Kiss Mなんかをおすすめします。