乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3530 長門本山(2020.11.22)

雀田から分岐する小野田線本山支線は、2.3kmの短小区間。2020年3月のダイヤ改正で支線を走る本数がさらに減ったことで、すっかり稀有な存在になってしまいました。今後はどうなるかわからない面もあり、乗れるうちに乗っておこうとなるのは愛好家ならなおのこと。夕方のこの一本のために行程を組むという人もきっと多いことでしょう。

雀田を18:12に出て、終点の長門本山には18:17の到着。途中の浜河内駅で女性客が一人降りたほかは全員そのままで、おそらく長門本山が最終目的地という乗客もゼロ・・・折り返しの18:37発で戻るパターンで、これが主流なのだと思います。

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停車中のクモハ123-5(長門本山駅18:17着-37発)
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長門本山駅外観

駅周辺の灯りは乏しく、明るいのは駅そのものと黄色い電車程度。あいにくと雨も降り続いていて、遠くへ行く訳にもいきません。時間はたっぷり20分あります。自ずと駅や車両の撮影に専念することになり、ひととおり済んだ人から車内に移るといった具合で、団体ツアーのような趣でした。

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字体が印象的な「長門本山駅」の表示。海岸(周防灘)には割とすぐにアクセスできる立地ですが、海抜は約5.7mとのこと。
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長門本山駅の時刻表。1日3本です。
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長門本山駅駅名標

長門本山発の最終列車は、雀田ではなく宇部新川行き。同乗の人数は当方二人を除き10人で、大方は単独での移動と見受けました。「どこでもドアきっぷ」を使って本山支線を往復する二人組というのもまた希少だった?と思われます。

次は宇部新川をめざしていたので、そのまま乗っていればいいものと思っていたら、雀田18:42着-19:20発とのこと。先に小野田18:33発*1小野田線宇部線の列車が先に来るというので、そちらで宇部新川に向かいました。この時の車両は、クモハ123-3でした。

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*1:雀田は18:49発。終点は宇部新川ではなく、何と新山口。小野田→新山口小野田線宇部線経由で結ぶ列車もレア。平日は1本のみです。