コロナ感染の急速な拡大を受けてJR東が大晦日の終夜運転や初日の出を見に行く専用列車の取り止めを発表しました。

 

関西の鉄道各社でも同様の措置が取られているようで、元旦の未明にどうしても初詣や初日の出見物に行くなら車で出掛けるか、大晦日の夜から出発してじっと現地で待ち続けるしかないということでしょうね。

 

さて無精者の小生は初日の出列車はほとんど撮ったことがありませんが、唯一の記録は昔東海道線で走ったロクイチ牽引でお座敷客車「江戸」を使用した列車です。早朝海沿いの根府川駅に停車して初日の出を拝むという算段でしたが、フィルムカメラの時代なのでさすがに深夜の走行シーンは撮れません。

 

一年に一度だけの希少な列車なため当時も大賑わいだったので、来宮から折り返して来る復路は自分だけのシークレットポイントで何とか撮影しました。

 

この頃は年明けの年中行事として初詣用の「成田臨」があり、毎年必ず参戦していました。使用車種は12系や14系と長野から来るお座敷客車「白樺」がメインです。

 

白樺には時折12系が増結されることがあり、1両増えたと喜ぶべきか編成美が乱されたと悲しむべきか悩むところです。

 

東に残るもう1両のゴハチの「パック」もフル稼働でしたが、当時はネットの情報なんてなかったのでどちらが牽くのかは当日行ってみてのお楽しみです。

 

ゴハチの前の成田臨は主にデーデーが牽いていましたが、こちらの方はあまり注目されていなかったようです。今こんなのが走ったら前日から置きゲバや脚立が林立して大騒動間違いなしでしょうね。

 

現在の成田臨は電車のみでそれも年々縮小気味ですが、コロナ渦の来年は果たしてどうなることでしょうか?

 

先月青森に行った友人からお土産に地酒セットを貰ったので、この年末年始はそれを飲みながら家で静かに過ごすことになりそうです~