当鉄道では北の風景が似合う車両をショーティーで集めています。
今回は北海道を駆けた急行型客車のご紹介です。
●14系500番代
●発売:2016年 「はなます」セット
●最近の入手難易度★★☆☆☆
はなますセットはBトレ最晩年に発売され、2020年末現在でも新品を入手できます。国鉄型のブルートレイン客車が全体的に入手困難になっていく中で有難い存在ですが、北海道型ならではの引き戸構造となっています。急行八甲田などを組もうとした時に、国鉄色ブルトレ色のオハ14を見つけて飛びつくと、引き戸だった、、、なんてことも良くありました。
実車の500番代引き戸車ですが、以外に歴史は新しく1981年ごろから改造されたようです。
スハフが19両、オハが39両、スハネフが8両、オハネが17両と、それほど多くない所帯のようです。
14系500番代の活躍で有名なのは、当然最後の夜行急行「はなます」ですが、快速「海峡」での長編成や、北斗星色のDD51が牽いた大型ヘッドマーク付きの夜行急行群も思い出されます。
「利尻」「天北」「まりも」「大雪」などの味わい深い急行列車名。原色のDD51が牽く国鉄時代の姿もよいですが、重連に見慣れた北斗星色が単機で短い編成を牽く姿がむしろ強く印象に残っています。
これらの編成をBトレで再現しようとすると、困るのが寝台車です。
もともと製品化にあまり恵まれなかった14系14型寝台車ですので、引き戸のスハネフ、オハネなどは望むべくもありません。
ただ、先日キハ400併結用でスハネフ14-500を作りましたので、この白いツートンのスハネフが、客レ編成に使われたことはないかと探したところ、、、ありました!
特急「オホーツク」化される前の急行「大雪」では、気動車併結改造された後の白い客車が、客レとして編成された姿をネットで見つけることができました。
特急併結の窓周りを濃いグレーにしたものも、キハ400併結の裾部を濃いグレーにしたものも、両方に客レとして運転された実績があるようです。
というわけで、こんな編成を組みました。
スハフ14-500+オハ14-500+オハネ14+スハネフ14-500
末期は実際に客車4連というのもあったようです。
オハネ14は引き戸のものがなく、折戸のオハネ24で代用です。引き戸のオハネは、あけぼの?や北斗星、トワイライトで近いものが存在するので、その気になれば作れるかも知れません。
青い客車に白が混ざると、なんとなくオリエント急行のムードがあります。
スハネフには、サッカーチームのエンブレムのような寝台車マークや、エンジングリル的な表現をしました。幕は「大雪」にしました。DD51にも大型のヘッドマークをつけました。北海道のヘッドマークは、なぜいつも曲がっているのでしょうか?
ミニレイアウトに似合う編成ができました。
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