神田神保町・師走 | 書斎の汽車・電車

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インドア派鉄道趣味人のブログです。
鉄道書、鉄道模型の話題等、つれづれに記していきます。

 久しぶりに神田神保町書店街へ行ってきました。

 新型コロナウイルスが猛威を振っている最中に、「不要不急」の外出をするなとの批判を浴びそうですが、鉄道趣味誌発売のタイミングでの神保町行きだけは、どうしても欠かすことができません。まあ、用事が済んだらとっとと帰宅する、途中で飲食はしない、消毒を徹底するなどなどのルールを自らに課した上で、出かけているわけです。

 

 書泉グランデの鉄道書売り場は、そんなに混んでいませんでした。やはり皆さん自粛していらっしゃるのかと思いましたが、三省堂本店は大変な混雑ぶりで、少々おっかなく感じました。ここだけ見ていると、出版不況なんてどこの国の話だよとすら思えてきます。

 

 古書店の話も少々。以前、改装工事中とご紹介した秦川堂書店は、当初の予定よりは少し遅れましたが、営業を再開しています。取り扱い品目を、鉄道書、東京の郷土史に関する本、古地図に絞っての再スタートです。これから、品揃えもさらに充実していくものと思われますので、期待しています。

 一方、菅村書店の前を通ったら、店がなくなっていました。慌てて調べましたら、11月23日に移転したことがわかりました。丁度、前回の神保町訪問の直後ということになります。コロナ禍で、この街を訪れるのも月1回程度になっていましたので、迂闊にも気付かなかった訳です。菅村書店は中野富士見町に移ったとのことですが、当面は通販のみ、来春から実店舗も開くようです。

 それにしても、神保町で鉄道雑誌のバックナンバーを取り揃えた古書店が、とうとう全滅してしまいました。実に残念なことです。

 

 古書店以外のお店も、その後閉めたところもちらほらありますが、普段入ったことのないお店ですと、「はて、ここには何があったんだっけ?」となりがちですね。神田神保町の今、これからも折に触れてレポートします。