今回は東急各線で活躍していた旧型車両の旧3000形群から、3450形Bセットです。
パッケージ
今年の2月に電車市場限定で3450形Aセット(川車製片運転台×2+日車製両運転台×1)が発売されたと同時にBセットの告知があり、5月に発売。数が非常に少ない商品となりました。
Bセットは日車製片運転台×1+川車製片運転台×1+川車製両運転台×1の3両セットです。
商品情報
・電車市場限定品
・2020年5月発売
・1箱3両セット(川車・片運×1+日車・片運×1+川車・両運×1)
・1箱6000円
・動力化台車枠付属(U型イコライザ台車と弓型台車が1両分ずつ付属)
メーカー推奨パーツ
・動力ユニット TM-05R(17m級A)
・走行パーツ TT-04R
・パンタグラフ TOMIX 0238 PG16
レビュー
〇デハ3450(川崎車両・両運転台)
デハ3450
Aセットでは日車製の片側が非貫通型のデハ3450形が登場しました。
今回は川車製の両運転台タイプの物が製品化されました。車番はデハ3499が適合となりますね。
正面(パンタ側)
正面です。ステップ、配管がモールド済み。貫通扉は一段へこんでいるタイプとなります。
幌パーツが取り付けられていて、グレーをベースに車体側取り付け部は緑色で塗装されています。
窓サッシ、ワイパーは銀色で塗装されています。テールライトは非クリアで赤塗装が施されています。
運行番号と行先表示(幕or板)はステッカー選択式でAセットと共用。
側面
社紋、乗務員室扉表記が印刷済み。窓サッシは銀、Hゴムはグレーで塗装。
床下機器類は主抵抗器や制御器類が搭載されます。パンタ交換と動力化を行い、カプラーは連結間隔を狭めるため、KATO製を取り付けています。
台車レリーフは実車がイコライザっぽく見えたのでそちらを取り付けました。
表記類
表記類です。結構きれいに印刷されていてGOODです。車番は付属のステッカーより、サードパーティーのインレタを使うといいですね。
妻面(非パンタ側)
こちら側にも幌パーツが取り付けられています。
屋根
屋根はランボードやベンチレーター、キャンバス押さえなどが一体成型品となっています。
パンタ部
パンタ配管が細かくモールドされていていいですね。
〇デハ3450(川崎車両・片運転台)
デハ3450
Aセットに入っていたものと同じものになります。
正面
こちらも同じ仕様。
側面
妻面
屋根
同じなので割愛。
〇デハ3450(日本車輌・片運転台)
デハ3450
日車製片運転台のデハ3450です。
非貫通型+予備パンタ台が付く仕様となります。
正面
正面です。
非貫通型の3枚折妻型になり、車体下部に黒く塗装されたアンチクライマーがあるので結構印象が変わりますね。
側面
側面です。ボディの仕様は川車製と変わりはないですね。社紋、乗務員室扉表記は印刷済み。
妻面
妻面です。手すりと車体下部にアンチクライマーがモールドで表現されています。
連結面にもアンチクライマーがあったことは知りませんでした。
側面は川車と変わりませんが、正面と妻面は角張っています。
屋根
ベンチレーターが一体成型となっています。連結面側には予備パンタ台も設置されています。
予備パンタ台
日車製のデハ3450にはパンタに不具合があった時に載せ替えられるように予備パンタ台が設置されていたそうです。
メインのランボードはパンタ部のみカットされ、外側に細いランボード、内側にはパンタ台と半ガラが装備されています。
また日車製は各扉上に弧を描いた水切りも設置されています。いい感じに表現されていてGOODですね。
1編成導入
入手したのはいいですが押し入れにずっとしまい込んでいました。
これらの車両を組み合わせて大井町線や池上線、目蒲線を再現したいと思います。
ツートンカラー版も製品化されるといいな~と思っていますが、来年の鉄コレ電車市場・Tokyu style限定品が1000系シリーズになったので製品化は先になりますかね?
販売個数がもう少しあれば良かったのですが···
しまいこんでいるGMキットはどう料理するべきか···
名鉄譲渡車か、こどもの国線仕様か。妄想だけが捗りますね。