キマッタ!!自作のメリットここにもあり!! | 美軌模型店の待合室

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一緒に工作を楽しみましょう!(^^)/

皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

 

東海顔の近郊電車を作ろう!その4

 

本当はきょう前面も立体化しかけて

それなりに格好良くなりましたので

見映えするのはそっちなんですけど

 

こっちも、なかなか良い発見があったので

たまには脇役にもヒーローインタビューに・・

という感じですかね(笑)

 

さてさて、

一晩寝かせて接着を完全硬化させた前面パーツ。

いよいよ曲げにうつります。

 

これまでの試作では

先に縦のラインを曲げていましたが

その後の横のライン(絞り)の

位置が安定しませんでしたので

今回はこちらを先に丸めました。

丸め方は側板と同じです。

丸棒に当てて指の腹でやさしく押します。

結果は上々でした。

 

軽く角度つけたら

貫通扉の下に補強板を貼ります。

これは強度を上げる意味もあるのですが

前面の絞りに対して板厚が足りませんので

それを受ける裏打ちの意味の方が

大きいと言えます。

 

そして、縦のラインを丸めます。

ピカチュウの耳もろとも曲がりますが

そっちの部分は

今はなにが起きても関係ありません。

 

ここについては

丸めの開始位置や中心位置は

マーキングしてありませんが

前面側はその真下の手摺の端くらい、

横は窓いっぱいくらい、

という感じです。

 

のちにガイドを窓上に貼りますので

表情が大きく変わる可能性は低いと思いますが

美人かイケメンか判断するのは

作者本人ですので

お好みで調整するのはおおいにアリだと思います(^^)

 

あとはこの前面が目論見どおりに

幅が合っているのを祈るのみ。

次に使う屋根カーブのガイドを

ここで切り出してみます。

 

そうそう。

私は使う習慣がないのですが

屋根カーブを決める際に

ジグを使いたい方は

この外周をスケールにすると便利です(^^)

 

って、以前ご紹介した

お客様の工作記事の受け売りです。

素直に白状しますよ(笑)

 

で、切り出した屋根カーブの幅が

この前面パーツの幅に合えば合格。

 

結果は・・・

ピッタリでした!

これで安心して次に進みます。

 

まずは、車体をハの字に開けるうちに

少し曲げ戻して側板の補強板を貼ります。

 

いつもは屋根の立ち上がりの、つまり

側板内張りの上端の高さに貼ってましたが

多少の位置の違いは影響しない気がするので

今回は少し窓上に寄せて貼ってみました。

窓ガラスを取り付ける凹みに干渉していないので

特に何も影響は無いと思います。

この高さなら、覗き込んだときに

少しだけ網棚風に見える気がするのです(^^)

これで完成後の「乗車目線」を見る楽しみが

ひとつ増えました(^^)

 

そして遂に妻板を取り付けます。

よく直線も絞りも合わせて、

可能な限りドンピシャに合うように

ここは最大限に集中するのがおすすめです。

何故なら、

プラスマイナスともに誤差が発生しうる箇所ゆえ

マージンを加味しようがなく

ピッタリでしか設計できないからです。

 

まずは片方の接合面の下端をしっかり合わせて

屋根の立ち上がりに至る直線部分まで

必要に応じて、端から分けて接着します。

 

キマッタ!と思ったら

もうここは動かしませんから

微量の「瞬間パテの粉」

 

を盛って瞬間接着剤で完全固定してしまいます。

 

同様に、反対側の縦のラインも

全力で下端から合わせて接着すると

すでに屋根カーブはほぼ見えてくると思います。

ここの合計の寸法は合ってますので

膨らんだところを押すと

ヘコんだところが出てくる、という具合に

端からでも真ん中からでも

とにかくラインを合わせれば

いずれそれらしくなるはずです。

 

そして、納得いったら

裏に少量の粉を再び盛って

低粘度の瞬間接着剤を流せば

妻板と車体本体は完全に一体化します。

 

但し屋根カーブが決定しているのは

「ここだけ」ですから

瞬間接着剤は必要以上に流さないようにして

余計なところが固まらないようにした方が

あとあとに禍根を残さないと思います。

 

そうなんです。

ここが、完全一体化!

 

今も昔も111系といえば

いにしえのグリーンマックスを除くと

たいがい完成品は屋根板が別パーツですよね。

今でこそ、トミックスの現行製品などは

素晴らしい合わせと構造で

全く気にならないレベルではありますけど

 

少し前までは

元々ここが浮き気味だったり

経時変化や分解の繰り返しで

元に戻らなくなってしまったり

 

まあ、色々ある部分だと思うのです。

 

ここが完全に一体化していると

意外とメリットがあるのではないか?

そして何よりも、

隙間やパーティングラインが完全に無い、

というのはスッキリして格好いいですよね(^^)

 

今日の蛇足は

どれだけの方々に賛同していただけるか

甚だ疑問ではあるのですけど

いま目の前に並んでいる

手元の旧製品を眺めながら

そんな事を思いついたのでありました。

 

新製品に目が慣れておられる皆様は

どうぞ読み飛ばしてくださいね(笑)。

 

ではまた明日(^^ゞ

 

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