(秩父鉄道) 往復乗車券 行田市⇔熊谷・上熊谷 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

秩父鉄道の常備軟券の往復乗車券で、今回で最後といたします。

 

2020年1月に秩父鉄道線行田市駅で発行されました、「行田市⇔熊谷・上熊谷」の往復乗車券です。

 

 

秩父鉄道のロゴマークを中心に配した「ちちぶてつどうかぶしきがいしゃ」地紋券となります。

 

 

 

 

 

こちらも小児専用券の設備がありました。

 

 

これまでにご紹介いたしました小児専用券と同様に、地紋色が赤色となっています。

 

「行田市⇔熊谷・上熊谷」の往復運賃も、昨年10月1日の運賃改訂で大人運賃、小児運賃とも据え置かれているのですが、こちらは券番が双方とも№000001であり、やはり運賃改訂後に調製された券である可能性が高いと思われます。

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

昨日のエントリでご紹介いたしました「持田⇔熊谷・上熊谷」の往復乗車券と同じで、大人用、小児用とも同じ印刷となっています。

 

 

秩父鉄道の常備軟券の往復乗車券は、「秩父夜祭」等での多客時用に数年前から秩父駅や長瀞駅などで発売したのが最初と思われますが、大人専用券は緑地紋、小児専用券は赤地紋となるのは共通のようで、昨年10月1日の消費税率引き上げでの運賃改訂以降に調製されたものと推察される券は、地紋が秩父鉄道の社章を中心に配した「ちちぶてつどうかぶしきがいしゃ」地紋から、秩父鉄道のロゴマークを中心に配した「ちちぶてつどうかぶしきがいしゃ」地紋に、裏面の社名表記もロゴマークと同時に登場したロゴタイプに変わっているように見受けられ、今回ご紹介いたしました券以外にも、常備軟券化された往復乗車券が登場しているのかも知れません。