こういった作業、皆さんどうやって工作してます? | 美軌模型店の待合室

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一緒に工作を楽しみましょう!(^^)/

皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

 

東海顔の近郊電車を作ろう!その2

 

ロケットスタートの昨日とはうってかわり

今日はちょっとした工作で終わってしまいました。

ここぞとこのクハに集中するため

色々な仕事を先に進めて時間を作っておりますが

忙しい日はもちろん日常業務優先です。

 

だから、車両作りがいっこうに進まないほど

ご注文が殺到するのは大歓迎。

皆様のご利用をお待ち致しております(笑)

 

と、半ば文章が意味不明になったところで

本日の成果報告写真から・・

ね、あんまり変わってませんでしょ(笑)

 

と言いますのも

何事も初めてやる作業は

多少慎重になるし、様子を見るし考えるし

 

特に、一応これを売る者の立場と致しましては

ちゃんと作りやすい作図になっているか、

なるべくイメージしやすいように線を引けているか、

 

気付いた時はメモをとったり

文字を残すのが面倒な時は

直接図面を直しながら作業したりと

進まない言い訳は色々あるのです(笑)

 

さて今日の大一番は

車体の裾の丸めです。

道具は、百円ショップのステンレス定規に

1.5mmのピアノ線をハンダ付けした

自作の丸め道具です。

 

これ、なにか近似の物はありませんかね?

もしくは、皆様何を使っていらしゃいますか?

これは定規にピアノ線と糸ハンダを一緒にテープでとめて

ステンレス用のフラックス(強塩酸系)を流して

ガス台であぶってくっつけたもので

まあ誰でも作れる事は作れるのですが

硬くてフチがそれなりに丸ければ

そんな苦労もしなくていいんですよね。

通常はゴム板に紙を置いて

上から押して丸めるのですが

今回は正確な位置で押し付けたいので

手でしっかりズレないように持って、

指の腹で少しずつ押して丸めました。

 

丸め位置の赤線は、

点線が曲面の開始位置と終了位置、

真ん中の実線がその中央位置です。

丸棒に当てる位置を少しずつずらしながら、

点線間が均等に丸まるようにしました。

 

なお裾の絞りは

だいたい0.5mm弱くらいが目安です。

数字的には0.4mm台だったと思いますが

忘れました(笑)

ちなみに手前の定規の厚さが0.6mm。

こんなに丸めなくてもいいという事ですね。

しかし、丸めたものを戻すのは簡単です。

紙にも多少の弾力がありますから

多少は元に戻ろうとするものです。

とりあえず、これくらいで放置してみましょう。

 

長さの短い内張りの扉から着手したのは

もちろん手を慣らすため。

なんとなく様子がわかったら、

車体本体の側面も同様に丸めました。

 

わずかな角度ですから

すぐに曲げグセはつきますけど

薄板一枚ですから、今のところヨロヨロしやすいです。

 

一応、合わせられるだけ合わせた方が

後がラクかもしれませんね。

 

ここで、様子見に二枚を重ねてみます。

急にクハ111に見えるかというと

実はそうでもないですね(笑)

窓はともかく扉の印象が違います。

少し大きいですよね。

 

戸袋窓はこの上からHゴムを貼りますが

扉の窓は、この内周に

扉表面とツライチにHゴムがきますので

実際には縦横0.4mmほど

窓が小さく見えるようになります。

よって、今ちょうど良く見えてはいけないのです(^^)

 

それでは屋根の曲げに着手しましょう。

ある程度丸めてから内張りを接着するか、

その逆がやりやすいのか、

今回は手をつけてみないと判りません。

窓や扉と屋根カーブの立ち上がり位置が

ちょっと近いんです。

屋根が浅い、つまりカドの丸みが強いのも

これまでの客車や気動車と違う要素ですね。

 

ちなみに、違うといえば

屋根カーブの立ち上がり位置の

少し上に雨樋が取付けられています。

ここは折角の自作ですから、

是非とも表現したいところですね。

 

丸めは太い棒から使って

少しずつクセをつけていきます。

力を入れなければ、曲がらないだけですから

もしまだ慣れてなくて不安でしたら

やさしく棒を転がすところから

少しずつ感じをつかんでいくと良いと思います(^^)

ここは、何度でもやり直しもききますし

そんなに恐れなくてもいい作業です(^^)

 

ところが、やはり

あまり丸まってほしくない

側板まで丸まりかけるのは良いとしても

押したゴムの反発で側板に圧がかかり

窓が歪んでいくのはいただけません。

 

結局、あまり側板がヘロヘロになるのも

あとから接着が大変そうですので

今回は一旦内張りを貼ることにしました。

いつもの手法で

低粘度の瞬間接着剤をしみ込ませて

表面を600→1200番まで仕上げ。

 

そうそう。思い出したように

表面をチェックしてみます。

 

小さくくりぬいた扉の把手、

どうなったでしょうね??

結果は・・・


おおお、慎重に作業すれば

これはイケるのではないか??(*^^*)

写真左上にあたる一か所だけ、

立体感も形状も完璧ですね!

でも成功率25%か・・・何事も練習ですね。

他の扉も似たようなもんでした。

 

と、まあ、

今日はあまり進みませんでしたが

意外と磨くのも時間がかかるものですよね。

明日はもう少し、ビジュアル的に

進んだ気持ちになれるような作業をしましょう。

ではまた(^^ゞ

 

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