東寺に向けて歩く。時刻は14時30分。駅前のイオンの横を通る。電車からはよく見たけど歩いて横を通るのは初めてだ。

そして14時40分。東寺にとうちゃこ。

東寺と言えばあの五重塔である。THE京都って感じである。

東寺こと教王護国寺。ちなみに西寺ってのもかつてはあったらしいんだが衰退して今はもうない。このすぐ横・・・つーか東寺の境内には

洛南高校、附属中学がある。東大京大、特に京大には全国でトップクラスの進学数を誇る超名門校である。洛南中学と言えば関西の中学受験界では最難関7校の一つに数えられる。

僕の中の勝手な解釈だが兵庫の最難関は灘・甲陽の酒蔵系、奈良・京都は東大寺学園・洛南のお寺系と括っている。

境内に入る。この時点でここにいられるのはあと20分ほど。建仁寺が何時までかは知らんが15時には出ないとまずい。中を見るのに1時間はかかるだろうからな。つーか今日は何から何まで中途半端だな。仁和寺はわりとまともに見れた方だけど、そのあとがグダグダだ。つーかこれはもう東寺はあきらめて建仁寺1本に絞った方がよかったかもしれん。僕の優先順位的には東寺よりも建仁寺である。

とはいえこの東寺にも思い入れはある。

東京時代、東京と大阪を新幹線で何十回も往復したんだが東京から帰るとき京都駅を出てすぐに見えるこの五重塔がすごく印象的で。

この五重塔が見えると「あぁ帰って来たなぁ。」って思ってた。だから関西に戻ったらこの寺に行ってみたいと思っていたのだ。

しかし残念ながらゆっくり拝観する時間はなかった。迷った末に御朱印は頂いたんだが天龍寺同様ここにももう1回来ようと思った。

 

たったの20分ほどで東寺をあとにし建仁寺に向かう。ここでの経路は3通り。①東寺駅から近鉄に乗り京都駅で地下鉄に乗り換え。②徒歩で京都駅に向かい地下鉄へ③ここから徒歩で地下鉄の九条駅に向かいそこから地下鉄。

時間がないので一番早そうなルートを選択しなきゃならんのだが地下鉄の九条まで徒歩で行くことにした。今思えば一番速いのは近鉄に乗ることだったと思う。

で、歩くこと10分少々、地下鉄九条駅にとうちゃこ。

京都市営地下鉄九条駅。大阪メトロ中央線にも九条駅がある。大阪と京都の地下鉄に同じ名前の九条駅。ちなみにJRの環状線に西九条という駅もある。

列車はくいな橋と十条駅の間を走っている。ちなみに東京にも十条駅がある。埼京線の駅である。

そして列車が入線。京都らしい雅やかな入線メロディであった。