皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

私の鉄道趣味はこの20年以上ずっとキハ58系一本となっており、今では殆ど絶滅寸前になっているものの彼らはずっと私の心の中に焼き付いているので撮り溜めた写真を見ても彼らが古い車両だとはあまり思ったことがありません。

 

しかし、そんな彼らを撮影した際に偶然背後に映る別の車両を見て、その車両もとっくの昔に過去張入りしていることを考えると、「あぁ、やはりキハ58系達は古い車両なんだな」と現実に引き戻されたりします。

 

そんなキハ58系撮影の際に背後に移りこんだ古い車たちをご紹介します。今回のネタはキハ58系とは直接関係ありません。

 

↑南宮崎駅で1999年に撮影したキハ28 2003。隣にはブルトレが写っています。折り返し留置中の寝台特急「彗星」の車両であると思います。彗星なんて列車自体が懐かしいですね。

 

↑こちらも1999年、朝の下関駅で撮影したキハ58の背後にもブルトレが写っています。当時じゃんじゃんブルトレが走っていたのでこの列車が何なのか覚えていません。東海道・山陽本線に何本ものブルトレが走っていたという事実自体が過去のものになっています。

 

↑1996年頃敦賀で撮ったキハ28 2360ですが、背後に怪しげな貨車が写っています。両方とも「トキ」ですね。北陸本線には怪しさ満点の貨物列車が走っていました。こんなの今では見られません。

 

↑1999年に撮った際にはタキ40000とおぼしきタンク車が写っています。前の1996年撮影のものと同じ列車かどうかは覚えていませんが、本当に色んな貨物列車が走っていました。

 

↑北上駅で撮影した臨時列車に使用される急行「よねしろ」車のキハ28 2157。背後には茶ワムと黄タキが写っています。北上駅のお隣の六原駅では製紙工場向けの車扱い貨物があったので、ここへ向かう貨物列車でしょうか。

 

↑名寄駅の深名線普通列車に使用されるキハ58 508です。お隣の18Dコンテナなんて当時は新しいコンテナだと思っていたら、いつの間にか青コンテナ自体見なくなりました。

 

↑昨日の投稿でも登場したキハ53 1003ですね。高岡駅での撮影ですがお隣にはJR貨物の若干くたびれた感じのEF81が写っています。JR貨物でも着々と機関車の世代交代が進んでいますね。JR西日本のはしぶといですが…。

 

↑大分で撮ったキハ28 2079です。煤けて随分ボロに見えますが、背後にもこれまたボロな電車が止まっています。よく見ると側窓の角が丸く、また屋根上には巨大なグロベンが載っていますので423系なのでしょう。こんな電車が走っていたなんて今の世代には未知の世界なのでしょう。

 

↑仙台駅で快速「南三陸」に充当されるキハ28 2174です。お隣には親戚の急行型電車である455系が停まっています。仙台で455系って当時は当たり前に走っている車でしたが、いつの間にかいなくなっていました。

 

次からは同種の背後霊です。

 

↑長崎で撮ったキハ28 2330のお隣には、当時シーボルトで使用されていたキハ183 1000番台が停まっています。この車は数年ごとに用途と色を変え、まるでカメレオンのような車両です。現在は「あそぼーい」ですね。

 

↑舞鶴線電化直前の福知山区キハ58ワンマン車です。お隣にはこちらも懐かしのエーデル丹後が停まっています。

 

↑東舞鶴で撮った小浜線のキハ28 2447ですが、お隣には場違いな車が…。急行「エメラルド」ではるばる名古屋からやって来たJR東海の「みえ」色キハ65です。この列車のルーツは名古屋から小浜線・宮津線経由で大社まで行く急行「大社」でした。当時はこういった会社を跨ぐ臨時列車も多く設定されており、意外なところで意外な並びが見れて面白いものでした。

 

キハ58系の記録のために撮り溜めていた写真ですが、背後に映る車両から時代の流れを感じてしまいました。よく「十年ひと昔」といいますが、私のキハ58系写真はほとんどが2000年より前のものですので既に20年以上経過してしまっています。もうふた昔以上前の事なのですね。自分ではそんなに昔な気はしていなかったのですが、時が経つのは早いものです。

 

ということで今日はキハ58系の写真を挙げながらこれとは関係ないお話でした。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!