1989年2月5日（日）の鉄道写真撮影日記。
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1989年2月5日当時、俺は高校1年生。
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朝、8:00に起きて8:30頃出発。
自転車で取手へ
片道28kmくらいある。
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結局、81系和式客車「ふれあい」[ﾐﾄ座]には間に合わないので、
諦めて、取手東急デパート（現在の西友）に入って、マクドナルドでモーニングセット（350円）食った。
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カセットテープとか、関係のない買い物をして、
11:10頃、そこを出発。
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藤代に向かった。
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畑の開けている感じのところに行くと、
数名の撮り鉄が集っているところがあった。
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12系和式客車「江戸」が来るのだが、それは下り列車だ。
なのに、そのテツは、みんな上り列車を撮影する側に構えていた。
他に何かネタがあったのだろうか？
それはわからなかった。
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とりあえず上りの415系「普通」を1本だけ撮った。
[画像]
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あまり、下り列車向きの撮影地という感じがしなかったので、俺は場所を替えることにした。
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小貝川橋梁の所の撮影地に行った。
135mmの単レンズを使い、
415系の普通を撮る。
[画像]
ちょっと立ち位置を替えて、
485系特急「ひたち」を撮る。
[画像]
これも、当時は、日常的に来る列車だったので、当時としてはついでに撮った練習電だった。
今度は、50mmの単レンズに付け替えて415系の普通列車を撮る。
[画像]
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ちなみに俺は当時、50mmの単レンズと、135mmの単レンズと、2倍テレコンだけで撮りテツをやっていた。
なので、50mm、100mm、135mm、270mmの組み合わせだけでやっていた。
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しかしそれにしても、
いくら待っていても、12系和式客車「江戸」が来る筈の時刻に来ない。
きっとウヤだったのだろう。
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13:40頃、真っ赤なカマが12系和式客車「白樺」[ﾅﾉ座]を牽引して、やって来た！
当時は、まだEF81はローズピンクのものが一般的で、
赤く塗り換わったEF81は珍しかった。（北斗星専用で流れ星の絵が描いてあるやつ）
なので、かなりＶなネタだと思った。
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しかし、反対側から普通列車が来て、被って、終了！
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まったく撮れなかった。
現在の俺なら、被っても、被っている場面を記録として撮るとか、
せめてケツ撃ちだけでも撮るとか、
とくに現在の俺の使っている機材であれば、とっさにズームを長～く伸ばして望遠にして被る前で撮るか、
逆にズームを引いて広角にして、被り抜けたところで撮るとかするが…
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当時の俺は、ポカーン (ﾟДﾟ)とあっけにとられて終了だった。
しばらくその場でボー然としていた。
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（のちの時代には、赤い星ガマのEF81はちっとも珍しくない存在になり、赤い星ガマのEF81の牽引する「白樺」なんて何度でも撮る機会ができたのだが…）
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この日は、「ﾐﾄ座」、「江戸」、「白樺」と、ジョイフルトレインを目当てで撮りに行ったのに、1本もジョイフルトレインを撮ることなく終了した。
無駄に疲れた。
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