自由席特急券 京都→801km以上 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和57年に東海道本線京都駅で発行されました、「京都→801km以上」の自由席特急券です。

 

 

拙ブログの2006年9月13日のエントリ「801km以上の自由席特急券」でも申しましたが、国鉄の特急料金の「800kmまで」と「801km以上」のキロ帯は、昭和51年11月6日から昭和59年4月19日までの7年5ヶ月余の間に設定されていたキロ帯で、特に「801km以上」のキロ帯は自由席車連結の昼行特急列車が少なく、また準常備式の券で発売される事が多いように見受けられ、常備券は余り多くは見かけません。

 

今回ご紹介いたしました券は、当時の大阪発青森ゆきの特急「白鳥号」用に設備されていた券で、「京都→801km以上」の下車駅は、秋田から青森までの停車駅が該当いたしました。