キハ40の説明書!? | キハでGo!

キハでGo!

Blog of the Kiha, by the mid-aged man, for the Kiha lovers.

こんばんは、今日も一日、家にこもって『モンハン』をしてましたw

携帯ゲーム機なので画面は小さくて疲れやすいのですが、意外と操作やモンスターの動きを覚えており、そして現役時代は全ての武器を均等に使用していたので、どの武器もちゃんと使えた自分に驚きつつ、素材厚めに勤しんでいましたw

 

さて本日は・・・・・

ヤフオクで発見した面白い物をご紹介させていただきます。

書籍ですが、以前にも発見しており、入札していましたが確認不足で入札方式が「自動延長なし」になっているのを気が付かず、最後に最高額を入れていたので、残り10秒を切ったところで安心しきっていたのですが、タイムアップ寸前に更新されており、逃してしまっていました。この時は本当に悔しかったのですが、数週間後に新たに発見し、無事かつ前回よりも安い値段で購入することができました(笑)

 

書籍は交友社の「キハ40系ディーゼル動車 北海道鉄道学園編」であり、いわゆる「教科書」ですw

交友社は現在は「鉄道ファン」で有名ですが、昔は愛知県にある出版社で国鉄や各私鉄の鉄道学校や運転教習所で使用する参考書を作っていた会社です。

今回はそのキハ40を題材にした参考書を入手しましたので、ご紹介させていただきます。

昭和52年7月にキハ40系が登場し、100番台が酷寒地用として北海道にキハ10系などの置き換え用として配置されたのが始まりです。

この参考書も改訂を重ねており、今回入手したのは第4版でした。(第四版は改訂にとどまらず増補もされているようです)

 

少しだけ、中身を見ていきますと・・・・

中表紙はキハ40-100の写真ですが、こちらは初期のキハ40で雨どい管は外付けになっています。

そして参考書の初めにはご挨拶として「序」から始まっています。

北海道総局の課長さんが昭和53年(初版時)に書いたもので、「新型」「今後の主力としての発展」等々、キハ40に期待されているのが協調されており、「関係者の皆さんも早く取り扱いに慣れてねw」と「この参考書を推奨しておくので、頑張ってね」とありましたw

 

そしてはしがきには同じく昭和53年5月に執筆者の北海道鉄道学園の講師が新型気動車であるキハ40の特徴などを述べつつ、「頑張って参考書をつくったよ」とあり、今後も改修が重ねられることと、「急いで作ったので、ちょっと違うところがあってもごめんね」的な言葉で締められていました。

あとはこの参考書が第四版であり、改訂時に変わったところを追記されていました。最初は16両のころでしたが、昭和57年の第四版の時は150両までに増えており、僅か5年ほどで数は10倍近くまで増えていますw

追記には色々と改良が重ねられているので、内容を変更していることも触れられており、改めて運転の方、検修(整備)の方は頑張ってキハ40を知ってくださいとありましたw

 

そしてやっとこさ、参考書の目次ですが、キハ40系の概要からエンジン、変速機、電気機器、車体、台車等々のメカニック的な内容から始まり、第8章になってからようやく運転準備および取り扱いに入っていきますw

最後は日々の点検と整備で締められており、付録として設計変更点が付いていました。

 

最初はキハ40の概要であり、昭和50年度の予算で北海道向けにはキハ40、本州、九州向けにはキハ47を16両ずつ作ったからの話で始まり、車体や台車の概要についても簡単に述べられていきます。

そして要所要所には織り込み式の図面が入っており、2枚目はキハ40系の心臓ともいうべき『DMF15HSAエンジン』の図解があります。

他にも外観、運転席、運転台、助士席、床下機器等々、様々な図面が収録されており、実際に運転や整備をするわけではないのですが、キハ40系好きとしては素晴らしい参考書ですw

 

この参考書はヤフオクの出品者の説明では古本屋で購入したとのことであり、当然ながら中古です。そして参考書の裏表紙には最初の所有者の印鑑が押されており、おそらくこの方が北海道鉄道学園でキハ40について学んでいたのでしょう。

そして不要になり、処分される際に捨てられるのではなく、古本として流れ着いたのが「キハすきすき線区」のキハ40を日に一回でも目にしないと死んでしまうほどキハ40系が大好きなキハすきすきの手元に渡ってきましたw(何という運命かw)

なのでこの参考書には手書きで追記が入っており、そして図解には部品ごとの接点が分かりやすいように複数の色分けをして着色されていました。字はキレイで色塗りもはみ出すことなくキッチリと均等に塗られており、当時学んでいたこの方の生真面目さが伝わってきました。(この参考書は中もとてもきれいな状態で破れや意味不明な落書き等もなく非常に美品なので、とても大切に扱われていたと思われます。)

 

そしていよいよ第8章の運転準備と取り扱いに進みます。

ここでは停止状態のキハ40系のエンジン始動から発車までの一連のチェック項目と操作方法が掛かれており、先ほどの技術面とは違った雰囲気です。

ただ車みたいに鍵つっ込んで回すだけではなく、手順が恐ろしく多く、覚えて実際にやってみるのは大変だと思いました。

その中で、ちょっと面白い表記が2枚目にw

空気抜き状態をチェックする項目ですが、ポンプを始動すると弁の開放する音がすると説明にあり、そしてカッコ憑依で「(チューチューという音)」と書かれていました。

一見、可愛らしさを感じますが、実際に操作する側としてはわかりやすい注釈であり、大切ですw(ただ、ここだけで他には似たような表現は見られませんでしたw)

 

こうして今回入手した「キハ40系ディーゼル動車 北海道鉄道学園編」ですが、全部を読む気力はありませんが、今後もキハ40系の模型を走行させる時やなんとなく頭が「キハ40系」になったときはパラパラとめくってみたいと思います。

それとネットで見ていると他には「キハ40系気動車 故障と処置 旭川鉄道学園編」という参考書もあるようですw

そのうち、見つけて買ってみたいと思いますw

でわでわ

 

これは京阪電鉄のネットショップで出品されていた鉄道部品です。古い車両に搭載されたロータリーファンですが、12000円で出品されていました。

以前にブログでも紹介したこのUFOに似た送風機・・・(詳しくはコチラ

めちゃ欲しい!

買って、配線して、自室の屋根につけて扇風機として活用しようと思い、販売開始の12月12日23時50分はパソコンを起動して時間に合わせてカートに入れようとしましたが・・・・・

瞬殺!!

同時に押しているのに・・・・あかんかった・・・・・

こんなもん欲しがる奴がいるとは・・・・・

(イヤイヤ・・・オマエモ ソノヒトリヤロ・・・orz)

しかし侮れない1「e-Knetマーケット」・・・・今後も時々覗いて、またロータリーファンが出品されたら、頑張ってみましょうw

今回入手された方がうらやましいですw

でわでわ