Angel Night | 遠くで汽笛を聞きながら

遠くで汽笛を聞きながら

鉄道大好きなあたし、葵ちゃんのブログへようこそ。

毎年、師走のこの時期になると

信濃国分寺駅前をイルミネーションが彩ります。

モチーフはその年その年で変わるのですけれど、

確か去年は五輪のマークだったような・・・

まぁ、それほど大がかりなイルミネーションではなくて、

悪く言えば地味な、良く言えば素朴な感じで味があるのです。

あたしは毎年楽しみにしているのですけれど、

先日、信濃国分寺駅前を車で通ったら、ちょうど製作中。

あぁ、やっぱり今年はあのネタなのね・・・

なんて思っていたのですけれど、

良い意味で期待を裏切られましたわ。

 

 

 

 

今年、2020年のイルミネーションのテーマは『つながり』だそうです。

上田電鉄別所線の千曲川橋梁をモチーフにした赤い鉄橋で

台風災害からの復旧と復興を、

しな鉄SR1系をモチーフにした青い電車で流行病の終息祈願、

そして医療に従事する皆様への感謝の気持ちを表現。

これらを光のレールで結ぶことで人と人、

そして地域とのつながりを表現しているとのこと。

 

 

 

 

そんなたくさんの思いが詰まった今年のイルミネーションがこちらでございます。

赤い鉄橋と青い電車、そしてそれを繋ぐレールの輪。

電車だけじゃなくって千曲川の水面を表現してるんじゃね的な青い帯。

もちろんこれも医療従事者の方々への感謝と敬意を込めて・・・

作成中を見た時は別所線の鉄橋と丸窓電車だとばかり思っていたのですけれど、

青い電車、SR1系ってコトを知って、“今年は深いなぁ・・・”って関心しちゃったあたしですわ。

 

 

 

 

毎年毎年、手作り感ハンパなっしんな素朴なイルミネーションを

誰が見せてくれてるんだろって思っておりましたけれど、

しな鉄でも自治会でもなくって、上田市の商工会議所のみなさまでした。

みなさまの作る素朴なイルミネーションに毎年あたしは

どこかほっこりさせて頂いておりますわ。

地震に津波、台風に水害と天災が続いた上にトドメに疫病と、

不安と混沌に包まれた2020年もあと3週間あまり。

世の中を覆う不自由の中の自由を完全燃焼したいあたしでございます。