今回は、ドイツ国鉄のプレスリリース資料より。タイトルは「Fahrplanwechsel: mehr Züge, mehr Sitzplätze, mehr Verbindungen」(英訳:Change of timetable: more trains, more seats, more connections)

 

元記事はこちらからご覧になれます。

 

元記事のドイツ語を機械翻訳後にポイントを絞って整えたのが、今回の記事です。一部インタビュー部分は割愛しています。

 


 

今回のダイヤ改正のポイント

  • ベルリンとハンブルク間を30分ごとに運行
  • 1日60本の列車 - クリスマスには約100本の列車が追加 - 気候に優しい旅
  • ミュンヘンからチューリッヒまで、新たに電化されたICEコンフォートを利用して接続

 

12月13日(日)のダイヤ改正に伴い、ドイツ鉄道(DB)は長距離路線を拡大している。特に、

・ハンブルク - ベルリン間

・NRW(ノルトライン・ヴェストファーレン州、最大都市はケルン) - ベルリン間

・ミュンヘン - チューリッヒ間

の主要路線の鉄道利用者にメリットがある。

 

また、DBではクリスマス輸送のために、12月18日から27日までの間、長距離路線の主要路線で約100本の特別列車を使用し、乗客に可能な限り多くの座席提供している。

 

 

 

ベルリンとハンブルクの間に30分ごとに

 

ドイツの2大都市ハンブルクとベルリン間では、初めて30分間隔の運行が行われ、1日の運行本数は46本から60本に増えている。これにより、エルベ川(=ハンブルグ)からシュプレー川(=ベルリン)への移動に6000席が追加されることになる。

 

 

 

ボン - ベルリン間のICE直行便が3倍に

 

2020年12月13日日曜日からボンとベルリンは、14本のICE列車で乗り換えなしで接続され、改正前と比較して10本増となる。ノイス(Neuss)とメンヒェングラートバッハ(Mönchengladbach)へは接続は毎日設定され、今回新たにエルケレンツ(Erkelenz)へも接続が設定される。

 

 

 

ミュンヘンとチューリッヒ間の新しいユーロシティエクスプレス

 

DB、ÖBB、SBBの3大鉄道会社は、ミュンヘン-チューリッヒ間に魅力的な新サービスを導入し、欧州統合を推進しているところ。完全にグリーン化(=電力化)されたユーロシティ・エクスプレスは、新たに電化された路線で、ICEによる快適な運行を実現している。これまで以上に、より頻繁に、より速く。1日12便、移動時間は4時間で、大都市間を結ぶことに。2021年末からは、さらに所要時間が3.5時間に短縮される。

 

 

 

また、85億ユーロを投じた長距離輸送列車の拡張と近代化も進んでいる。DBは新しいICE 4を一度に15編成投入しており、これは記録的なものだ。ケルンとベルリン間で運行されるICEは7両編成で、座席数は444席。これまで使用していた列車よりも17パーセント多い。また、ライン川と連邦都市を結ぶICEでは、初めて自転車の持ち込みが可能になった。年末には、毎日新しい列車が追加されて、合計13,000席が追加となる。

 

2021年6月13日には、ICEのハンブルク - フランクフルト(マイン) - バーゼル - チューリッヒ - クール(Chur)間で初めてXXL型ICEが使用されます。その後、2021年9月からはノルトライン・ヴェストファーレン州(≒ケルン?)とミュンヘン間の初列車が運行される。XXL ICE 4は13両編成で、座席数は918席とこれまでのICEよりも多く、DBはこの列車を50編成発注している。

 

クリスマスに追加されるICEとインターシティは、

ベルリン(Berlin) - ハノーファー(Hannover) - ケルン(Köln)

ベルリン - ブラウンシュヴァイク(Braunschweig) - カッセル(Kassel) - フランクフルト(マイン)(Frankfurt (Main)) - マンハイム(Mannheim) - シュトゥットガルト(Stuttgart)

ベルリン - エアフルト(Erfurt) - ニュルンベルク(Nürnberg) - ミュンヘン(München)

ハンブルク - ハノーファー - フランクフルト(マイン) - カールスルーエ(Karlsruhe)

ミュンヘン - ニュルンベルク - フランクフルト(マイン)

で運行される。

 


 

今回は以上となります。

 
→ブログ筆者による補足
参考サイト紹介にもなりますが、XXL型ICE4については、このドイツ語記事も参照しました。従来よりも座席数の多い編成をXXL型と呼んでいるようです。
カバー画像 PortraitorによるPixabayからの画像