こんばんは。
近鉄のお話ですが、12200系NS51編成が大阪線・名古屋線で試運転を行ったそうですね。色々ツッコみたい部分はありますが、結局のところ廃車させる気があるのかないのか(保存とか)というのも気になるところですな。
さて本題へ。引き続き関西遠征2日目をお届けしようかと思いましたが「たまには新鮮なネタ(なお1週間落ち)をご提供しよう」ということでこちらをお届けします。
200系(215F) 〈1135 普通 上小田井〉
6800系列×2 〈1271 急行 新鵜沼〉
この日はどういうわけか「鶴舞線直通車撮りてえな、よし名鉄行こう」と思ったので、てんやわんやで犬山線上小田井までやって来ました。お昼は逆光で撮れたもんじゃないですけど、良い具合に並走してくれたので良しとしましょう。
手元の記録によれば鶴舞線からやってきたのは200系のようです。というか同じような顔がごろごろ転がっている、もとい走っている割には1点モノなんですね。
ここは乗り換えついでなので軽めに抑えておきつつ、大山寺~徳重・名古屋芸大のストレート区間に移動します。
最初は広見線内は普通となる空港発着の準急。犬山発空港行きを考えた場合、豊橋行き特急で名古屋まで出てから岐阜発の特急に乗り換えたり、ミュースカイに乗ったりする(現在は日中時間帯は運休中ですが…)のが一般的なものの、時間帯によっては準急が終点まで先着することもあります。
新可児発であれば2時間弱、空港まで82.4kmの道のりとなります。これがイメージしにくい近鉄沿線民の方のために例えると、名古屋発だと山田線伊勢中原(81.8km)まで、大阪難波発だと伊賀上津(82.6km)まで行けます。特急でもなく急行でもない準急がそこまで先に着く、というのもなかなか面白い事実です。
先程のトンデモ準急と同じ3700系…ではなく3500系です。まあ従来車→改良車という関係なので自ずと顔が似てくるのはご愛嬌といった感じでしょうか。こちら3次車の投入により広見線や尾西線など支線にも勢力を広げ、一部の6000系が「せとでん」になったそうです。
この3500系はちょくちょく機器更新がなされており、例えばフルカラーLED行先表示器に変更されている…のはいいとして、側面に使われているゴム製の縁取りが分厚すぎて一部が隠れちゃっているというね。言われれば気になる、そんなレベルでしょうか。
5000系(5005F) 〈1370 急行 内海〉
一部特別車化政策によって余剰となった1000系の生まれ変わりとも言える5000系。この編成は1006Fの台車やらパンタグラフやらその他諸々を流用、車体は新造となっています。
あ、そうそう5000系に関する情報として築港線で唯一使用される車両ということも挙げられます。1区間だからか、LED表示器を持ち合わせているにも関わらず行先系統板を掲げているのはそこそこ知られた光景ではないでしょうか。
3300系(3313F)+3150系(3153F) 〈1394 普通 東岡崎〉
おお真昼間にも関わらず堂々6両ダラが来ました。2両もあれば6両もあれば8両かつドアカットもある、やっぱり沿線民でないとよく分からんことをやってのけますねえ。地味に種別変更せずに全区間普通というのも「逆に」すごい。
今でこそは最新鋭の9500系が登場したんであれですが、一時期はこれが名鉄のニュースタンダードのように思えました。せっかくなら転換クロスとロングの交互配置も継承してほしいところですが、同じ形式内で途中から消滅してしまったので残念かなあ、と。
本日のお目当て、毎時1本の鶴舞線直通車こと100系です。つい先日、名市局3050形に3000形中間車を組み込んだ異端児3159Fが約1年の運用離脱を経て解体されたことで話題になりましたが、それらは1993年製造なのに対して100系は最も新しい4次車でさえも1991年という有様。
しかも初期車の抵抗制御車がVVVF化されたため、実質的にまだ使い倒すことが確定しました。まあ走れているんで問題ない(らしい?)ですし、やはり風前の灯火となりつつある名鉄の社章を堂々と掲げている姿は何とも誇らしげそうであります。
キリが良いのでここらで切り上げました。近そうでやっぱり遠かった名鉄ですが、その気になれば全然来れる距離なのでどんどん狙いたいところです。1702Fは際どいですかねえ…
ということで今回はここまで。ありがとうございました。