【撮影地情報】長野県佐久市塩名田 
  最寄り駅:北陸新幹線 佐久平駅、JR小海線 中佐都駅  
  アクセス:佐久平駅より千曲バス上塚原 8分、千曲バス上原塚から徒歩10分
  撮影立位置:農道畦道(公道では無いため最新の情報は各々事前に十分な下調べをお願いします。また現地の方の指示には必ず従うようにしてください)
 参考検索ワード:北陸新幹線 佐久の大カーブ 撮影地
  データ作成日:2016年5月
  撮影時は鉄道会社や近隣住民の方のご迷惑にならない様、ルールとマナーを厳守してください。

【佐久の大カーブを通過する北陸新幹線E7系】

【使用機材】
 カメラ:NIKON D7200
 レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR
 固定器具:無し  
 その他補器:無し
 写真編集:Nikon NX-D、Paint.net

 みどころ

注意:撮影地は公道では無く、農地の畦道を進んだ先にある斜面になります。訪れる前には最新の情報を十分に下調べしてください。また、現地の方の指示には必ず従ってください。撮影位置は柵の無い崖の上になるので立ち位置にも十分注意を払ってください。

数キロに渡る長距離カーブを疾走する北陸新幹線が撮影できる超有名撮影地です。高層ビルなどの遮蔽物も無いため、遥か先のトンネルから現れた新幹線が撮影地直近に差し掛かるまでの始終を見ることが出来ます。

【撮影対象】
  北陸新幹線  
  データ作成日:2016年5月

 撮影記

過去に撮影した新幹線車両達の写真です。

今回は北陸新幹線が開通した頃の物をいくつか。記事上部の写真は有名撮影地「佐久カーブ」を通過する北陸新幹線W7系。ですがこれ、3回目の佐久撮影旅行時の物。1回目は現地付近までいったもののこの場所へ辿り着けず、2回目は地元の方に教えて頂き辿り着いたのですが、凄まじい悪天候でギブアップしました。どのくらい悪天候だったかといいますと…下写真のとおりです。

【豪雪の佐久カーブを疾走する北陸新幹線】

地元富士ではまず見ないような豪雪。それでも折角やってきたので撮影地へ向かいました。バス停から10分と歩かない内に心折れかかっていましたが、道中にある新幹線を跨ぐ橋の上であきらかに北陸新幹線を見に来ているおじいさんとお孫さんのペアに遭遇。そして、この猛吹雪の中新幹線を見てフツーにはしゃいでいるお孫さんを見て豪雪地帯の方々の雪耐性の高さに驚きました。

雑誌にはおおまかにしか撮影地点が載っていなかったので、お二人の元へ行き、掲載されている写真の撮影地紹介ページを見てもらったところ、近いので案内して下さるというので付いていく事にしました。感謝感激です。が、無茶苦茶寒かったです。吹雪のなかをズンズン進んでいく二人。私にはもう途中からどこが道なのか解らない状態で、多分お二人が居なければ辿り着けませんでした。

雪中を歩いて歩いてやっとたどり着いた撮影地「佐久の大カーブ」…真っ白で何も見えません!線路がカーブしているのは解るのですが、上写真の通りの暴風雪。一本だけ撮影しましたが、お爺さんがこれ以上雪が酷くなったら危ないだろうと仰るので帰ることにしました。私は随分前からギブアップ気味でしたが…雪国の人たちの強さに恐れ入りました。

そして3回目の佐久。やっと見ることが出来ました。遥か遠くのトンネルから綺麗な弧を描いて走って来る北陸新幹線。高速で走る新幹線の為に作られた緩やかなロングカーブを真新しく綺麗な車体が滑るように走って来ます。のどかで落ち着く景色と相まって”格好良さ”より”美しさ”が際立つ光景。

【佐久カーブ(下り線)を走るE7系】
 
絶景です。ただただ感動です。走っている本数は決して多くなく、撮影できたのは数枚でしたがそれでも十分。片道5時間、往復10時間x3回の長~い旅でしたが結果的には大満足で終えました。その後も何度か通った佐久カーブ。後にE2系も撮影できました。

【佐久カーブを通過するE2系新幹線あさま】               
佐久撮影記はここまで。ですがその後佐久以外の北陸新幹線撮影地も沢山巡りましたのでそちらは別記事にて改めて投稿させて貰おうと思います。

今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただき有難うございました。