乗って見たかった電車
阪神3011形。昭和29年製。
丸の内線300形、東急5000系と同期です。

小型車オンリーだった阪神初の大型車。
阪神の熱の入れようも凄かったのでしょう。
同じ川車製の後輩、京急700形(初代)や神鉄300形はどことなく似ています。

2ドア、非貫通は長続きしませんでしたが
度重なる改造で姿形を変え冷房化もされ、
意外と長生きしました。



ヘッドマークがないと、西鉄1000系みたい。(あちらも川車製ですね)
名鉄5000系も顔と色は似てます。前面二枚窓、ツートンカラーが当時の流行りだったのでしょう。

隠れたチャームポイント、妻面のカーブガラス。
非冷房の時代ゆえ夏場は車端部がむし暑かったようで、換気のため開閉化改造され、最初的には一般的な妻窓になりました。

こういうデザインは叡山電車「きらら」以外、現れなかった気がします。

ステッカー。ヘッドマーク、実車の写真を見ると立体感のあるものだったようです。

オプションのパーツ。
丸型アンテナとベンチレーター。
新造当初は無かったパーツです。

これらが追設された頃には、妻面のカーブガラスが2段窓に開閉化されてたようです。