14時03分に三宮駅を発車。先発がたまたま支線経由の列車で、まずは北埠頭駅を経由する支線完乗を目指すことにします。

 

車窓からの眺めはこんな感じ。

 

 

このポートライナーもご多分に漏れず無人運転で、未来の乗り物といった雰囲気です。無機質で味気ないというファンもいるようですが、基本的に高いところを通る新交通システム、車窓を楽しむという観点から見れば、素晴らしい乗り物だと思います。ちなみに一番好きなのは、東京を走るゆりかもめでしょうか。これに初めて乗ったときは、大都会東京のダイナミックな車窓に圧倒されたのを、今でもハッキリ覚えています。

 

支線を一周し、再び中公園駅まで戻ってきました。

 

 

 

相変わらずの抜群の眺望。

 

 

鳥鉄たちもご満悦のようです。

 

 

ここから本線に乗り換え、神戸空港駅を目指します。

 

運よく展望席(後面)をゲット。

 

 

いいオトナがこの席で浮かれていると悟られぬよう、たまたまここが開いていたから座ったかのような涼しい顔で、それでも視線は景色にくぎ付けになり、残りの乗車時間を楽しみます。

 

終点神戸空港駅には14時38分の到着。いの一番に地元静岡が誇る『フジドリームアエライン』の水色の期待が目に飛び込んできました。別に私に関係があるわけではありませんが、旅先で地元に縁のあるものに出会うと、なんか嬉しくなってしまうのはなぜでしょうか。

 

 

そして神戸空港をハブ空港にするスカイマークの機体。写真のアングルは・・・ いつも通りイマイチです。

 

 

神戸空港駅に到着し、ポートライナーは無事全線完乗達成となりました。

 

 

 

この時間まで昼食はお預け状態だったので、祝杯?を求めターミナルビルを彷徨います。ただここでもコレという店は見当たらず、結局三宮駅方面へ戻ることにしました。『GoToトラベル』真っ盛りの今ですが、空港への来客はあまり見込めないせいか、休業中のお店もかなりありました。

 

三宮駅からは、阪急神戸本線大阪梅田駅へ。

 

 

乗車したのは阪急自慢の特急。行きに利用した阪神とは比べ物にならないくらいの疾走感で、あっという間に大阪梅田駅に到着です。

 

 

私鉄最大規模の10面9線のホーム。何度見ても壮観で、その機能美に惚れ惚れします。

 

 

 

その大阪梅田駅直結のショッピングセンター阪急三番街のレストランで、かなり遅めの昼食。というかもはや早めの夕食の時間帯。とにかく豪勢に牛カツとミックスフライをいただきます。

 

続いて京都本線の快速急行に乗り京都市営地下鉄烏丸線と接続する烏丸駅へ。

 

 

この旅もいよいよ大詰めとなってきましたが、疲労もありほぼ全区間で爆睡してしまいました。

 

 

 

地下鉄に乗り換え、京都駅まで戻ってきました。

 

 

 

相変わらずその特異なデザインから圧倒的な存在感を誇る駅舎のお出迎え。

 

京都タワーもライトアップされ、多くの観光客が写真に収めていました。

 

 

あとは京都発20時10分のこだま760号に乗り、静岡駅へと帰るのみ。

 

 

 

指定席は8割がた埋まるかなりの混雑でしたが、幸い隣には誰も来ることはなく、悠々2席を静岡駅まで占拠することができました。

 

クルマを停めてある東静岡駅には22時27分の到着。

 

 

通勤通学客で賑わうこの駅も、さすがにこの時間帯は閑散とした雰囲気。駅舎も煌々と闇を照らし、寂しさをより一層引き立てています。

 

 

愛車デミオを回収し、やっと自宅まで戻ってきました。

 

今回も『GoToトラベル』を活用しオトクに京都への1泊旅行を楽しむことができました。キャンペーン開始以来、何度か利用させていただき、個人的には感謝しかありません。ただこのところ、冬場が近づき恐れていた感染拡大というより感染爆発が、現実のものとなってきています。職場は不特定多数が利用する大型ショッピングモールであり、私自身ガイドライン遵守の責任者にもなっています。無用な厄介ごとを回避するためにも、これを最後に、しばらくはまた自粛生活に戻ることにしようと思います。