近畿日本鉄道乗りつぶし14(名古屋線) | 乗りつぶしに行ってきた!

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JR全線完乗が目標!(現在は99%乗車済)

津新町は2面3線のホーム構造で、駅のすぐ横(海側)を紀勢本線が通っています。

 

 

競合他社が並走しているときにカモフラージュ的な役割をしている広告看板がないので、

快速みえが爆音を上げて猛スピードで駆け抜けて行くのを近鉄のホームから眺めることができました。

ただ、残念ながら写真は撮っていません…
 

津新町16時5分→16時7分

 
 
 
遠くに何があるかわからないまま一駅先ので下車。
 
 

紀勢本線伊勢鉄道伊勢線の乗り換え駅になります。

近鉄ホームからだとやはり紀勢本線は広告看板ブロックで車両が遮られています。

 
 

これくらいならまだ軽い方で、例えば広島電鉄宮島線なんかは山陽本線の車内から見ているとしっかりとホーム全体が壁で覆われているので、全く様子を伺うことができませんですからね…

 

さて、では近鉄JR伊勢鉄道が共同で使用している駅で改札は西口と東口とありますが、入場すると3社の中間改札はなく、自由に行き来することができます。

 
 

ただし、乗車券については名古屋線に乗車する場合は交通系ICカードで可能なのに対し、紀勢本線伊勢線はICカードは使えず、紙のきっぷを買わなければなりません。

なので、例えば名古屋線から紀勢本線に乗り換えたいときはいったんICカードで退場処理をしてから新たにJRのきっぷを買い直さないとならないという手間がかかるわけですね。

 

こちらはJRが管理している東口改札でICカードのタッチ部分もついていますが、名古屋線に乗車する人しか使用できないわけです。

 
 
そして、この改札からすぐそばに名古屋線ホームへ通ずる跨線橋の階段があるわけですが、
名古屋へはJR快速みえ便利です」の弾幕が1段飛ばしで掲げられています。
 
 

あのぉ…たぶん津駅にたどり着いた瞬間ですよ…即座に改札を通れるのはICカードで通れる近鉄なわけで、しかも運賃はJRの快速みえだと1,290円なのに対し名古屋線急行だと1,020円で所要時間は1時間3分と1時間5分でほとんど変わらないですからね…

そう考えるととっても強気な弾幕表示です。笑

 

ホームに戻ってからは次の普通が来るまでが特急を2本見送りました。

近鉄は全ての特急が停車しますから、短時間しかホーム上に入れなくても確実に停車している特急車両を眺めることができます。

 

2本見送ってからやってきた電車がこの3日間で最後の乗車となります。

 

16時30分→近鉄名古屋18時27分

 

車両はロングシートの2両編成で、同じ区間を転換クロスシートの6両編成で走る急行が羨ましく感じますが、平日であれば短区間で降りる学校帰りの高校生が大量に乗車した場合はロングシートの方が乗り降りしやすいのでしょう。

この日は幸いにも日曜日でしたから、2両編成ながら混雑することはありませんでした。

 

 

 

白塚は進行方向右側に白子車庫があり、マルーンレッドを基調とした通勤型車両が4,5編成ほどと12200系のスナックカーも1編成停まっているのを見ることができました。

白子では後からやって来る急行と特急の接続待ちで9分停車。

伊勢若松到着直前では鈴鹿線の線路と合流。鈴鹿線も次回以降に持ち越しが確定となりました。

 
 

塩浜では特急の通過待ちのため2分停車。JR貨物の塩浜も併設されており、石油タンク車両が多く停車していました。

進行方向右側は石油精製工場が連なっていてこの辺りは四日市コンビナートと呼ばれています。

新正から近鉄四日市を経て川原町までは高架駅で、川原町からは右にカーブしながら地上に降り立っていきます。

 

近鉄富田を出ると三岐鉄道三岐線と分かれるや否やすぐに右側から現れる関西本線をオーバーパスします。

 
 

川越富洲原では急行の通過待ちで3分停車。

伊勢朝日を過ぎて左側から現れる関西本線をオーバーパスした後、しばらく右側で並走してきます。

 

桑名到着直前に三岐鉄道北勢線の線路がオーバーパスしてから到着。桑名出発後は養老鉄道養老線関西本線をオーバーパス。その結果、関西本線は進行方向左側を進むようになります。

 

この先は揖斐川、長良川を橋で渡るわけですが、その直前は珍しく田園地帯が広がっていて、一瞬だけのどかになります。

もう少し進むと木曽川を渡るわけですが、その近辺は住宅地が密集しているんですけどね。

ちなみに川の水は雨の影響で濁っていて、水かさもだいぶ高くなっていました。

 

近鉄弥富では特急通過待ちで3分停車。

富吉には富吉車庫があり、伏屋から近鉄八田鳥森までは高架駅となります。

近鉄八田では特急と急行通過待ちで5分停車。

黄金米野とローカルな地上駅が続きますが、米野JR近鉄の車庫があり、

JRであればキハ85系、近鉄ならば近鉄名古屋から回送で移動してきたアーバンライナーひのとりが停車していました。

米野を過ぎると次の名鉄名古屋までは地下区間となり3分で到着。

 
 
これで名古屋線も完乗となりました。から先だと他社の線路とクロスしたり並行したりするので、目が慣れるまでは非常に大変な路線でした。
 
 

から近鉄名古屋まで普通だけで行くと急行や特急にコレでもか!というくらい抜かれまくる影響で駅での停車時間が長く取られ約2時間かかりました。

今後名古屋線に乗るときは急行や特急がメインになりますが、たまには普通でのんびり動くのもありかもしれません。

 
 

3日目は天気に恵まれなかったのが残念でしたね…

これで近畿日本鉄道(近鉄)は501.1km中、363.1kmを乗りつぶし完了して、乗車率は0%→72.46%へと急上昇しました。

3日間どっぷりと近鉄を乗っていましたけど、これだけ長いと乗り甲斐があって歴史も深く、

調べれば調べるほど情報が掘り出てきて非常に楽しい3日間でした!