「京都の市電 昭和を歩く」「京都市電が走った街 今昔」の著者、福田静二さんの協力を頂き、四季折々の京都の街と市電の風景の「京都市電ロマン カレンダー」をお届けしています。
宝が池競輪の観客輸送のため、京福電車に乗入れていた京都市電。
簡単にオリジナルカレンダーが作れるテンプレート2020年版をホームページに掲載 しました。
※カレンダーと画像を別のタイミングで印刷することでも簡単に作れます。
12か月、2か月、1か月の3種あり、ペット、家族、鉄道をはじめ、お気に入りの画像を貼りつけられます。
従前のカレンダー作成法を解説したブログ記事は↓
かつて宝が池に有った京都市営競輪場(現:子どもの楽園の場所に昭和24(1949)年~昭和33(1958)年)の観客輸送のため、昭和24(1949)年~昭和30(1955)年の開催日に、京都駅前と四条大宮からの臨時市電が、祇園を経由して東大路通元田中の京福電車との平面交差(通称:叡電交差)から宝ヶ池まで乗入れていた。
京福電車線内はホームの高さから乗降はなく、カレンダー画像のように、宝ヶ池駅ホーム北端の市電用の低床ホームで乗降が行われた。
京福電車線内を疾走する京都市電。
京福電車の競輪場最寄駅の駅名表記は昭和29(1954)年までは「山端(やまばな)」で、以後「宝ケ池」と変更されている。
駅名票を剥がしたら見つかった「やまばな」駅名。
なお、京福電車は昭和61(1986)年に叡山電車に譲渡された。
元田中交差点(叡電交差)ですれ違う京福電車と横断者の足元とその先に残る渡り線の痕跡 (交差点南東側から撮影)
※「⽴命館⼤学アート・リサーチセンター(略称 ARC)所蔵(提供)」kimr2_570 より
京都市電の京福電車(現:叡山電車)乗入れについては↓
一部運休中の叡山電車公式HP ↓
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