こんにちは。
車のタイヤを新しくし、その性能を確かめに奥多摩に行ってきました。
今回お送りするのは、その際に見てきた、
40年以上前に休止になったロープウェイの跡が今もはっきりと。
今回見てきたのは、奥多摩湖の湖上を渡るように結んでいた、
川野ロープウェイの廃線跡です。
川野ロープウェイは、1962年から1975年まで、
川野駅と三頭山口駅を結んでいたロープウェイだそうです。
私が物心ついていた時には既に無かった事になります。
その片方の駅・三頭山口駅の遺構を見てきました。
駅はおろか、ロープウェイの車両もそのまま!
場所は、国道139号線から奥多摩周遊道路に入ってすぐのところ、
川野駐車場のすぐ上に見えます。
車両がそのまま放置されています。
道路脇には駅の跡の方に登る階段があり、近づく事が出来ました。
一応このロープウェイは廃止ではなく、休止中扱いという事ですが、
とりあえず何も片付けずにそのまま降りてきた感もありますね。
おそらく利用者の低迷で休止という事になったのでしょうが・・。
駅だけでなく、ロープも張ったままになっている。
駅からは、ロープが湖の反対側の川野駅に向かって張られています。
40年以上も使われていないながらそのままというのもすごいですね。
ドライブでこの辺りを通ることは昔からありましたが、
今まで気づかずにいました。
こんなに奥地になぜロープウェイをつくったのだろう?と、
疑問に思うようなところにありますが、
現に出来て4年ほどしかきちんと動いていなかったようです。
奥多摩も、箱根のような観光地を目指していたのでしょうかね?