天気予報によると来週始めに寒波が襲来するとのことで、屋外での塗装作業が厳しくなりそうです。慌てて、青22号の塗装に失敗して塗膜を剥離しておいた羽衣線クハ103-194の再塗装をすることにしました。

 

先般の失敗原因は、塗料の濃度が濃すぎたことなので、今回は薄め液を思い切りぶち込んで薄いシャバシャバの状態にして、エア缶使用のエアブラシで塗装しました。

今回は、何とか塗ることができました。

 

塗装剥離用のIPAには、前面板を下にして5mm位浸けたのですが、客用ドア付近まで塗装色が薄れてしまったため、両側面とも1番前の客用ドアとの境界まで再塗装しています。元々の塗装色とよく似た色の塗料なのですが、明らかに境目が目立ってしまいました。

 

 

客用ドアから前が再塗装した部分です。塗装境界がちょっと目立つので、やっつけ仕事の先頭車化改造車の様にも見えます。

 

側面方向幕を埋めた箇所も再塗装しています。この位の範囲だとまだ遠目には目立ち難いのですが。

 

前面板は全面再塗装しています。おでこ部分の下地処理が甘かったようで、継ぎ目がはっきり判ります。

 

左側のおでこの継ぎ目の溝は、少し補修を加えたいところです。

 

更に、羽衣線とは無関係のモハ102(一般形)も同時に塗り直しています。

このモハ102は、問題なく綺麗に仕上がりました。

 

再び、クハ103-194に戻って

連結相手となる鉄コレのクモハ123-5と塗装色を比べてみると、再塗装後の色の方が近い色合いをしています。こんなことならば、全体を再塗装しておくべきでしたが、今となってはモハ102を塗ったばかりに、塗料がもう残っていません。後悔、先に立たず!

 

なお、11月に大阪市内で入手してきた車外スピーカーを、クハ103-194の側面に貼り付けなければなりませんので、この箇所分の塗料だけは残してあります。

 

屋根板の塗装が、まだ未着手です。

一番手前の羽衣線のクハ103-194用以外にも、奥側に向かって上記の塗り直したモハ102(一般色)用、並行作業中のクモユ141用、仕上げ直前で放置中のクハ85-100番台用の各屋根板も塗装が必要です。これらも同時に塗装してしまうつもりです。

 

単色の塗装でさえ、これだけのやり直しが発生しますから、車体で塗り分けが必要なクモユ141やクハ85-100番台は、一体どうなるのでしょうか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

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