2020年 12月 07日
105系SF編成の外見の差異について |
和歌山地区の105系は来春改正での引退が発表されました。いわゆるSF編成と呼ばれる3ドア車は、5編成5形態で面白いですよ~という話です。
車両番号は下記の通りです。
新在家の105は奈良配置だった名残で、クモハが新宮方になります。掘り下げると長くなりそうなので察してください。
SF1 Mc5 T'c8
SF2 Mc4 T'c4
SF3 Mc6 T'c27
SF4 Mc28 T'c5
SF5 Mc30 T'c7 (床下グレー)
赤文字の3両は、中間車に運転台を取り付けたグループなので、運転台直後の側窓の配置が異なります。
単線区間ド定番の日置川橋梁と古座川橋梁はクハ側が先頭になりますので、改造クハを強調するのであればこの編成を狙い撃ちすることになります。
SF5は2019年12月の出場で床下がグレーになりました。この2編成も外見上の違いが分かりやすいので一目瞭然です。
一番前のドアの戸袋のルーバーの数がSF4とSF5で異なるので、黒床下でも判別は可能です。2つ上の写真と比べてみてください。山側のみなので相当限られてしまいますが…
あまりよくない写真ですがこれが一番分かりやすいので。詳細は後述します。
純正先頭車同士で一見違いのないSF1と2はクハの床下のSIVが異なります。
SF1のみ廃車発生品でないタイプのSIVを積んでおり、山側・海側ともに車体中央付近の機器の形状が異なります。
SF編成が5編成5運用なので、検査予備として4ドアのSW編成が2本残っています。
走行距離の平準化からか2020年は代走がしょっちゅう行われています。
同じ形式ですが3ドア車と4ドア車では出自の違いから屋根のRが、塗料の違いから緑の色味が異なります。
12/8追記
SF004編成のみドア誤扱い防止装置が整備されていないので、先頭部床下のセンサーが設置されていません。
またクーラーは吹田または新在家で入れ替わることがありますので、今回は触れておりません。
7編成7形態、紀南においでよ!
by kisyuji
| 2020-12-07 23:21
| 実車/資料系