こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、長く続いた285系サンライズから離れて、国鉄型に戻ります。

KATOのEF62にエアホース等連結器周りの表現を付けてみました。14系急行能登など客車の話、実車写真も出て来ます。

 

これが整備後の姿です。ケーブル、ホース類の配置やブレーキホースコックの赤色挿しなど実車を参考にしています。やり方は先日のTOMIX ED75と同様です。模型製品のコック表現を残し、その直下から0.4mmの穴を斜めに開け、ケンタカラーワイヤーを挿入しています。パンタグラフの塗装などもやりました。機番は23号機を選択しています。

 

これが整備前の姿です(右)、1枚上のようにホース類が付くと引き締まりますね。

 

製品はKATOの3058-1です。2011年の購入でした。私にとってはそれまでDCC基板の標準だったDN163K0aが適合しない構造になった初の車両です。それまで普通に使えてた基板が入らないってどういうことよ??、目がテン でした。

 

購入時は最近の機関車標準DCC基板 DN163K4a適合なんて知りませんから、写真のように苦労して製品の基板を一部絶縁したりして生かしつつ、DigitraxのDZ125を入れています。屋根が大きく上へ出っ張っているのでこの作戦が可能でした。(逆に出っ張ってなかったらどうにもならなかった...)

なお、2枚上のEF63の並び写真で、ヘッドライトがやけに明るかったので、今回写真の矢印部、チップ抵抗を560Ωから2kΩへ換装しています。抵抗の表記”202”は20×10の2乗=2000=2kΩです。製品基板に付いていたのは”561”でした。

 

EF62が牽引する車両の代表格は14系急行”能登”編成です。写真は客車も整備後の姿です。

 

普段は交流設定の1階層留置のため左のEF81 102が先頭に立っていますが、直流区間想定での運転の場合交代します。実車は上野-直江津間EF62、直江津-金沢間EF81牽引でしたね。この写真は上述のチップ抵抗換装前です。機関車では前照灯が暗いは結構ありますが、明るすぎたは珍しい...

 

その14系はこれもKATOの10-1438 急行”能登”JR仕様 8両セットです。2017年12月、丁度3年前の購入でした。これと、ほぼ同時購入の14系急行八甲田編成が、初めて自作室内灯を入れた編成です。KATOの純正室内灯は高価で導入両数も多かったので、何とかしたいなー とテープLEDを使って自作してみたのが始まりだったと思います。

ということで、寝台車を除き座席パーツが真っ青のまま残っていました(汗)。急行八甲田編成の方は先に(7月)座席パーツをライトグレー塗装していました。

 

そこで遅ればせながら能登の座席車もライトグレー塗装、寝台車と感じが合いました。ちょっと座席車の室内が明るすぎるかな?

 

八甲田の時にも書いていますが、初期の室内灯は写真上のオハネ14のように最近と施工方法が違いました。ブリッジダイオードなど素子類を床下パーツ側に付け、天井の電極に接触させる方法です。自己流で考え付いたのがこれでした。

下のスハネフ14は最近の施工法、素子類がボディー天井付けです。初期のやり方は接触部の安定性が悪く、この車両は接触が怪しくなっていたので素子類を屋根側に移す改造をやりました。元々付いていたものの移植、ボディー側の集電銅板のみ新調です。

今回はスハネフ14のみ、他の車両は不具合がなさそうなのでそのままです。問題が発生したら施工します。3年がかりでやっと全車テープLED化が終わったばっかりなのに、また室内灯絡みをやる事になっちゃいました(笑)。

 

この14系能登は先に購入していた10系寝台+旧客”妙高”の交代で導入しました。旧客”妙高には”全然馴染みが無かったので旧客、荷物列車編成などに転用しています。では14系能登は馴染み深いか?といえばそうでもないんですが..(笑)、ロクニー牽引の姿は1度だけ撮影しています。

 

 

深夜 というか夜明け前の横川駅に停車中の急行能登です。EF62 49の牽引でした。この時は初の”横軽”撮影をしようと横川へ向かいましたが、189系の急行妙高で3時ごろには着いてしまい、夜明けまで暇だったので..人生初のバルブ撮影だったと思います。露出など加減が分からずも、まー適当にやってみよう でしたが、初めての割には..何とか撮れてました。もちろんデジカメなど当時は無く、ネガフィルム撮影です。

1990/08 信越本線 横川駅 602レ 急行能登(2枚とも)

 

この頃のEF62,63には写真の尾灯上から長く伸びる横軽用列車無線アンテナが付いていました。私の買った前期形模型にはこれが無いんですが、、一方で..

 

これも似合います。1984年3月にEF58から引き継いだ荷物列車牽引、この時点でゴハチのSG(蒸気暖房)からEG(電気暖房)に変わっています。マニ44など青い荷物客車が主ですが、EF62時代になっても一部茶色いマニ36EG車など残っていたようです。荷物列車は横軽アンテナ無しでの牽引だった筈..んー、両立は難しいです。クイックヘッドマークみたいにアンテナを磁石でポンと着脱できると良いんだけど..(笑)。

 

今回ケーブルを付けた左端のジャンパ栓が電暖用KE3です。後にボディー側に移設され、KATOから3058-3として模型化されていますが、運用開始当時は移設されていませんでした。23号機も荷物列車牽引に参画した1両です。1986年には荷物列車そのものが廃止されたので短命でしたが。

 

EF63と共に横軽、または荷物列車牽引などEF62の運転を楽しんでいきたいと思います。

 

ケーブル、ホース類の表現もまだまだ未施工車が残っているので進めたいと思います。以前のTOMIX PZ-001パーツを使わなくても、ワイヤー挿入作戦で十分な気がしています。パーツ代がかからないですしね(笑)。既にPZ-001施工した車両は製品のコック表現を削ってしまっているので後戻りはできませんが..(笑)。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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