国鉄バス西天竜線
安蔵バス停
1953年1月、国鉄西天竜線(遠江横山ー熊ー大地野口ー静愛橋ー浦川ー佐久間間)開通時に設置されたと思われるバス待合室です。お地蔵さんが居れば祠(ほこら)に見えてしまいますが、右側の柱に『安蔵』と刻んであり、ここがバス停だと分かります。

浜松市自主運行バス
安蔵バス停
2008年3月7日
国鉄バス西天竜線1983年に廃止となり、天竜市自主運行バスとして天竜市が用意したいすゞ製中型バス3輌で運行されます。後に遠州鉄道に委託運行され、日野RJが専属車として天竜の山道を走りました。天竜市自主運行バス時代に、地元の天竜杉を活用した立派なバス停、待合室を作りました。しかし周囲は小さな工場が一軒あるのみ。大きな待合室を活かし切れたのでしょうか?
国鉄バスJR東海バス遠州鉄道水窪タクシー
鮎釣バス停
2008年3月7日
静岡県西部の国鉄バスは1987年4月の国鉄分割民営化によりJR東海バスとなりました。しかし2002年9月一杯で遠州鉄道に移管され、引き続き遠州鉄道北遠本線として貴重な足を確保として1日5往復運行されましたが2018年10月に遠州鉄道渋川線・阿多古線とともに廃止を表明、2019年9月に遠州鉄道は路線廃止となり、以降は水窪タクシーにより運行されています。

水窪タクシー
浜松200あ・184
トヨタSKG-XZB70[推定](2019年)
大川ー伊砂入口
国鉄天竜本線時代には日産ディーゼルの大型車、遠鉄北遠本線時代は富士重工7E架装の日野HTが走っていたのですが、今では水窪タクシートヨタコースターが地域の足を確保しています。

立派な瓦屋根火の用心の看板。コレは何でしょうか?

実はこれも国鉄天竜本線:雲名支線の中島バス停。天竜市自主運行バス時代は国鉄バス時代のバス停を再利用していましたが遠州鉄道が委託運行した時には遠鉄バスが用意したポールを使用していました。これも2007年に撮影したものですが、今では乗合タクシーとなり、待合室は残っていますがバスポールばありません。