近畿日本鉄道乗りつぶし10(道明寺線、長野線) | 乗りつぶしに行ってきた!

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JR全線完乗が目標!(現在は99%乗車済)

大阪阿部野橋を出発して、南大阪線から分岐している路線を乗りに行きます。

 
大阪阿部野橋16時44分→道明寺17時1分
 

 

5両編成で種別は準急。普通で乗ってきた区間を次々と通過していくのは爽快な気分にさせてくれます!

道明寺に到着。

 
 

ここから道明寺線に乗り換えます。

道明寺線は距離がたったの2.2kmしかなく南大阪線の支線に見られがちですが、実は南大阪線より歴史は古く、しかも近鉄の中では一番歴史の古い路線になります。

1898年に柏原から道明寺を経由して古市まで開通したのが始まりで、その後1929年に南大阪線が全通したことで支線のような形となりました。

 

道明寺17時3分→柏原17時7分

 
 

列車は2両編成でワンマン運転を行っています。

道明寺を出発すると道明寺線はまっすぐ進むのに対し、南大阪線の線路は左に大きくカーブしていきます。これは上でも書いた通り道明寺線の方が早く誕生したためと言われています。

 

 

道明寺と終点の柏原の間は柏原南口しかありません。

その柏原南口には大和川を渡るとすぐに到着します。

柏原南口を出るとJR大和路線の線路が右手から見えてくると柏原に到着。わずか4分で乗りつぶし完了です。

 
 

柏原はJR西日本と近鉄が共同で使用している駅で、JRが駅を管理しているためJRの駅員しか配置されていません。

ホームは2面4線の構造で2つの島式ホームの間には通過線があり、大和路線の下り電車専用になります。

この2日間は基本的に近鉄しか乗っていないのに2日連続で201系を見ることができました。笑

 
 
道明寺線は1~4番のりばの中で1番のりばのみ使用。
ホームに降りるとJRと近鉄の乗り換え用として使われる中間改札機が置いてあり、床には乗り継ぐ場合の注意案内板が数多く貼られています。
 
 

道明寺線の時刻表は朝晩は通勤通学客向けに毎時4本で日中は2本まで減ります。

17時台だと4本に増える時間帯ですが、夕暮れが迫ってますので道明寺に戻ります。

 
 

柏原17時27分→道明寺17時31分

 
 

終点に着く直前に急カーブしてきた南大阪線の線路が見えると道明寺に到着。

乗換時間1分で対面にやってきた河内長野行きに乗車します。

 
 

道明寺17時32分→河内長野17時58分

 

河内長野行きに乗ったということで長野線の乗りつぶしに入ります。

古市が起点なわけですが大阪阿部野橋からの直通も多く設定されており、自分が乗った列車もまさにそれでした。

 

古市を出ると、長野線はまっすぐ進むのに対し、南大阪線の線路は大きく左にカーブしていきます。

道明寺線と同じく歴史上では長野線の方が南大阪線より早く敷設されたため支線のように見える長野線がまっすぐになっているわけですね。

 

富田林から先は単線で富田林西口の次、川西辺りは有名なPLの塔がよく見えます。

PLといえば、高校野球で有名なPL学園だと思いますが、甲子園で勝つたびに流れる校歌は数えきれないほど聴いたおかげで、”ああ~ PL〜 PL~ 永遠の学園×2”という歌詞&メロディーは今だに脳内再生できる人が多いでしょう。

その他に毎年8月1日に花火大会が開かれるので、長野線でも多く臨時電車を出して見物客対応しています。

 

終点の河内長野に到着。

 
 
南海高野線と乗り継ぎが可能で、ホームは3面5線の構造でそのうち長野線のホームは1面で島式ホームなので、2線あるわけですが、1番のりば側は現在は線路がホームの途中までしか敷かれておらず、2番のりばしか機能していません。
 
 

長野線の車止め。隣には2面4線の南海高野線が広がっています。

近鉄はこの駅までですが、高野線はその名の通りここから高野山まで線路が繋がっています。