ご注文はうさぎですか?BLOOM第7羽 Bパート感想 | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

2020年秋アニメとして放送中(2020年12月4日現在)の「ご注文はうさぎですか? BLOOM」(以下ごちうさ3期)。

1期・2期にも増して素晴らしく尊いアニメとなっていますが、中でも第7羽Bパートはとても感動的でした。

観ていると自然と涙が…

 

せっかくなのでこの感動を記事にしたいと思い、放送後に感想記事作成を試みましたが…

記事作成のために見返していてもやっぱり涙が止まらず作業をすすめることはできませんでした。

 

今日、12月4日はチノちゃんのお誕生日。

放送から2週間が経過した今なら感想を書くことができるだろうと思ってこの記事を書いています。

 

ニコニコ動画で視聴可能です(無料期間は12月7日まで)

 

Bパートのみの感想です。

 

※以下すべて ©Koi・芳文社/ご注文はBLOOM製作委員会ですか?

 

木組みの街はハロウィーンの飾りで彩られています!

ここまでハロウィーンに熱心な街はなかなかないでしょうね(笑)

 

仮装をして集まるみんなに対し、ココアさんだけ迷子…

 

同じく迷子の子供を元気づけようと手品を披露しますがことごとく失敗…

「へたくそ!」と言われガチ泣きココアさん……心が痛みます。

 

そんな中現れた謎の女性が華麗に手品を披露。チノちゃんたちを喜ばせるべくココアさんはその女性に教えを請います。

 

そのころ迷子のココアさんを見つけるべく「お姉ちゃん」に反応する習性を利用してココアさんを呼ぶみんな。

チノ「ココアお姉ちゃ~ん!」

ココア「あっ…! なにか聞こえる!」

ココアさん、特殊能力発揮(笑)

 

それを見て微笑む女性。

 

チノ「あっ…! えっ……」

なにかを感じ取ったのでしょうか…

 

ココアさんが完璧にできるようになったのを見届けた女性は手を振って消え、あとに残されたココアさんはみんなと再会できました。

 

チノ「どうしたんですか?」

ココア「ちゃんとお礼を言えなかったと思って…」

チノ「誰にですか?」

ココア「誰…誰だろう…」

 

楽しいお祭りの時間はあっという間。帰る時間です。

 

ハロウィーンは死者の魂が帰ってくるお祭りということで、チノちゃんにとっては寂しさを感じる日…
 
そんなチノちゃんを元気づけようとココアさんは先ほど習ったばかりの手品を披露。
それを見たチノちゃんは驚きます。
 
それは、亡くなったチノちゃんのお母さんが昔、チノちゃんを喜ばせようと何度も披露してくれた思い出の手品だったのです…
 
この辺で涙腺崩壊でした…
 
そう、先ほどの女性こそチノちゃんの母、香風サキさん。
死者の魂が帰ってくるこのハロウィーンの日に現世に戻ってきたのでした。
 
ハロウィーンの日のちょっと不思議な、素敵な奇跡。
ココチノの仲がサキさんの手品を通してより一層深まったのでした。
 
チノちゃんが小さい頃にお母さんが亡くなったことはチノちゃんに大きな影を落としていることはシリーズを通して観るとよくわかります。
そんな中現れたのがココアさん。
持ち前の明るさでチノちゃんを引っ張っていき、1期に比べるとチノちゃんはいろんな表情を浮かべるようになりました。
チノちゃんの中でココアさんの存在がお母さんがいなくなったあとの大きな心の穴を埋める大切な存在になっていったのでしょうね。
 
そんなココアさんのことをサキさんが認めたからこそ、ココアさんの前に現れ、手品を通してチノちゃんに自分の想いを届けようという気にさせたに違いありません。
 
チノちゃんにとってココアさんは姉よりも母よりも大事なかけがえのない存在…
まさに尊さの極みといっても過言ではないはずです!
 
 
個人的にはサキさんとの思い出から今のココアさんへと移り変わるこのシーンが印象的でした。
ココアさんがチノちゃんにとってどれだけ大事な存在か…それをアニメでうまく表現できていると思います。
 
これがアニメの強みなんですね…
 
とっても感動的だった第7羽。
何回も見返してその尊さに浸っていこうと思います!
 
それでは。