東海道ブルートレイン編成 | 伊勢守の鉄道博物館

伊勢守の鉄道博物館

一応、鉄道博物館を名乗ってはいますが、偏りがあります(汗)
2018年11月4日より現役(?)に復活することにしました。

続きになります。






1970年1月当時、東京発の寝台特急は6往復が運転されていました。何れも20系客車の編成です。


まだ14系寝台はデビュー前で、座席専用の12系ですら製造を開始くらいの時代です。


下り【あさかぜ1号】と上り【あさかぜ2号】にはグリーン車ナロ20形が組み込まれてます。

それだけではなく、ナロネ20個室寝台、ナロネ22個室・開放A寝台、ナロネ21開放A寝台が全て揃っています。
A寝台だけで5両も編成の中にあるのは、この列車だけでした。


後に特急格上げでブルートレインになる【瀬戸】【出雲】【安芸】の夜行急行も紹介します。




中間辺りにコーヒーカップのマークがありますが、 ビュッフェ車(簡易食堂車)を表します。

形式で言いますとオシ16形になります。





【瀬戸】は二往復ありました。

郵便車と荷物車、ビュッフェと食堂車、座席車の有無が違います。

【出雲】は座席車が連結されていて、【安芸】は寝台列車でした。

1972年のダイヤ改正で14系寝台車が【さくら】【みずほ】に置き換えになり、【瀬戸】【出雲】が特急格上げで20系ブルートレインになります。
【安芸】は3本目の【あさかぜ】となって、呉線を通らずに下関まで延長されます。