近畿日本鉄道乗りつぶし9(南大阪線) | 乗りつぶしに行ってきた!

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JR全線完乗が目標!(現在は99%乗車済)

吉野観光をして近鉄特急で橿原神宮前に4時間ぶりに戻って来ました!

ここからは南大阪線に乗車します。

奈良県から大阪府に入る近鉄の路線は奈良線大阪線けいはんな線そして南大阪線とありますが、南大阪線のみ狭軌で他3線は標準軌になります。

 

橿原神宮前14時57分→古市15時30分

 

 

車両は6432系の2両編成でワンマン運転でした。

1993年に登場した6422系をワンマン運転できるように改造した車両になります。

運転台は伝統的なツーハンドルタイプ。

 
 

尺度までは住宅地が中心で尺度では御所線が乗り換え駅ですが、今回はスルーします。

尺度以降は田園風景が中心となって行き、

奈良県最後の駅・二上山から大阪府最初の駅・上ノ太子まではひたすら急な下り勾配が続き調べると下り坂は4km以上の長さになり勾配は33.3‰に及びます。

奈良県と大阪府の県境を近鉄で超えるのは他には奈良線大阪線けいはんな線とありますが、以上の3線は駅間にトンネルをくぐるのですが、この南大阪線だけは唯一トンネルがないのが素晴らしいところです。

古市に到着。

長野線に乗り換えることができますが、ここもスルーします。

 
 
古市15時36分→藤井寺15時43分
 
 

車両は5両編成で種別は準急ですが、藤井寺までは各駅に停まるので乗車。

古墳の間を多く通る区間でもあるので、古墳に避けるように線路が敷かれていて、土師ノ里だと北に市ノ山古墳、南に中津山古墳が駅から歩いて数分のところにあり、地図で見ると両古墳にサンドイッチされた駅になります。


藤井寺に到着。

 
 

藤井寺といえば今はもうありませんが藤井寺球場しか思い浮かびません!

1928年に開場されてこちらも今はなき大阪近鉄バファローズが1950年からホーム球場として使用。

1997年に大阪ドーム(現:京セラドーム大阪)が開場したことでバファローズのホームは移転。以降は二軍の試合が行われるようになりましたが、2004年シーズン終了後にバファローズ自体がオリックス・ブルーウェーブに合併されて消滅。

藤井寺球場も老朽化を理由に取り壊され、跡地は周りの住宅地に配慮して小学校とマンションが建てられています。

 
藤井寺15時50分→大阪阿部野橋16時19分
 
 

5両編成で種別は普通。

 
 

河内松原は準急停車駅で到着すると後から到着する準急が先行します。

河内天美では準急に追い抜かれます。

 

矢田は高架駅でこの辺から客が増え始めます。マンションが多く立ち並んでいますから、人口が多くなっているからでしょう。今川でもう1本準急に追い抜かれて、大阪阿部野橋に到着。

 
 
6面5線の頭端式ホームでホームの先端はカーブしているのが特徴です。
 
 
 

JR天王寺と乗り換えが可能で大阪メトロ阪堺電気軌道にも乗り換えが可能。

近鉄の駅の中では乗降客数は毎年1位を争う駅です。

 
 
2014年開業した日本一高いビルでもあるあべのハルカス(高さ300m)には改札を出て直結。
 
 

プロ野球球団は手放すけど超高層ビルは新しく建てちゃうのがちょっと解せないですけど、時代が時代ですからね。

今もなお別の鉄道会社ですけど、プロ野球球団を持っているのは本当にすごいことだと思います。