走行性能抜群のカトーのポケットライン新動力ユニットを使って、Bトレ電気機関車をNゲージ走行化するのも、3-4両目になってきました。
毎回似たようなことをやっているはずですが、時間が経つと忘れてしまい、似たような苦労と調整をしています。
工程はいつもの通り、
・動力ユニット(チビ凸用)のオーバーハングを切り落とし、全長を短くする。
・カトーのスカートASSYにナックルカプラーをつける。
・スカートASSYを加工して、Bトレ機関車のお面に合うようにする。少しジャンパ線的な表現をする。
・Bトレ機関車ブロックの前面差し込みリブ周りを細く加工して、先程のBトレ機関車お面の穴に挿さるようにする。
基本的にはここまでで完成です。
以前の記事はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/10/10/114027
前回の記事でもやっていましたが、ポケットライン動力の側面台車表現が簡素なので、一度削って、3Dプリンタ製の台車レリーフを取り付け、F級電機の感じを出していきます。
台枠側面のタンクや箱?の表現を取り去り、2軸の台車的なモールドもヤスリで削ります。
、、、が、なんだか走行性能が悪いです。
走り出せば快調なのですが、完全停止からの起動をしないことが増えました。この動力は、もともと2軸集電であり、カトー4軸動力に比べて、ここは弱点ではありました。が、それ差し引いても、明らかに起動が悪くなっています。
おそらく原因は、台枠側面のレリーフや肉厚を削ったことで、車軸と集電シューとの接触が悪くなったのだと考えました。モーターとダイキャストブロックの接触は悪くなさそうでした。
まずはタミヤの接点グリスを塗ってみましたが、あまり関係なさそうです。
そこで、左右2対ある集電シューの銅板の片方を、車軸部分を内側に少し曲げたところ、少し改善しました。
この動力ユニットは、片側のみが集電シューが動くようになっていて、サスペンション機構としてレールに追随します。この機能に支障があるとまずいので、今回はそれと反対側を曲げました。
側面のの削った部分から、ダイキャストの地色や集電シューが見えてしまっている点について、上から紙を貼って隠してみたりしましたが、潔く台車レリーフの奥から見えているのもよいか、と考え、このようにしました。
このように見ると、2軸なのはバレバレですが、レリーフだけでもF級のムードは出してくれます。
さて、もう一つ問題があります。
この加工法は、スカートASSYのカプラー位置がすこし高くなってしまうのです。走行中の解放も起こります。
スカートASSY取り付け位置を下げるか、車高そのものを下げる必要があります。
どちらも大工事でリスクもあるので、しばらくこのまま様子を見ます。
カプラー下あたりに伸びるジャンパ線表現で、客車側のカプラー下側ズレを抑えて解放を防ぐ、という荒技もあるかも知れません。
↑ここをクリックして飛んでいただくと、より多くの方に見ていただけるようです。ご協力下さいませ。
にほんブログ村
鉄道模型ランキング