みなさん、こんにちは!
近年温泉地を中心に無料で入れる足湯が増えてきました。
それどころか、新幹線の中にもあるんだから驚きです!(山形新幹線とれいゆつばさ)
今日ご紹介するのは、なんと!飛行機を見ながら入れる足湯です。
その足湯は、天空橋駅と直結する複合施設羽田イノベーションシティ(HICITY)にあります。HICITYは、7月に一部が先行開業したデジタル技術や日本文化、
ライブの体験施設と、研究施設やオフィスが同居し、それらの化学反応でイノベーションを巻き起こす複合施設です。
天空橋駅までは、羽田空港へ向かう京急線が東京モノレールで行くことができます。
東京モノレールは空港快速と区間快速が通過するので、
エアポート急行が停まる京急が便利かもしれません。
羽田イノベーションシティの開業に合わせて駅前広場も整備されて、
京急とモノレールが並ぶ改札口も新設されました。
早速足湯があるエリアに向かいましょう。
羽田イノベーションシティは、ゾーンAからKまであり、足湯はゾーンEの屋上にあります。
四角い足湯がいくつかあり、自由に入ることができます。
初冬の晴天に恵まれた、みんなゆったりとした時間を過ごします。
お湯の温度は少し低めでしたが、とても気持ちがよかったので、
いま勉強している
SDGsの学校のビデオ教材90分を足湯に浸かりながら
一気に視聴。さすがに足がふやけました。
足湯は羽田空港の南側にあります。
滑走路は少し離れていますが、空港のエプロンからのタキシングはよく見えますし、
飛び立つ飛行機もよく見えます。
昼間は順光になるので、飛行機の撮影にもオススメです!
羽田イノベーションシティは先端技術研究施設でもあり、
構内の自動運転バスの実証実験が行われています。
乗り場は、上の地図のゾーンGの少し下あたり。
地図の青い線は自動運転バスの走行ルートです。
途中、ゾーンI、Jのところに停まり、乗り降りができます。
車両はピンクと水色がかわいいこの車両。
フランスのベンチャー企業ナビヤ社(NAVYA)が開発した車両を
羽田イノベーションシティの運営会社が購入、
運行プログラムをソフトバンクグループのボードリー社
(旧SBドライブ)が開発、
タクシー会社の日本交通の人が同乗して運行の管理と緊急時の対応を行います。
車体は小さいながら窓が大きく開放感があります。
運転席がないので、どちらが前かわかりませんね。
左の写真が前、右の写真が後ろです。
運転の仕組みは、GPSと3Dセンサーの併用です。
GPSで現在位置を把握しあらかじめ3Dマップに記憶させたルートを走り、
加えて車体に8箇所取り付けられた超音波センサーで周囲の障害物を把握。
障害物が近づくと緊急停止するようになっています。
バスは30分間隔で走らせており、扉を閉めるとゆっくりと動き出します。
走るのは羽田イノベーションシティの構内ですが、ここには一般車両も自由に入れるため、法規上は公道にあたるんだそう。なので、これは公道での運転なんです!
歩いている人がいても距離を検知して上手に距離を取って走っていきます。
ただし、法律が未整備のため時速20キロ以内、
かつ緊急時に対応できる運転手さんの同乗が必要なんだそう。
余談ですが、車両にはGPSと3Dマップでルートを覚えさせているので、
例えば道路横の住宅の樹木が繁茂して道路に張り出してくると、障害物と認識して停まってしまうので、マップの覚えさせ方と周辺環境が変わった時の
ルート情報のメンテナンスが課題だと日本交通の方は言います。
同乗してくれた日本交通の方によると、
次はここから羽田空港第3ターミナルへの運転を計画しているそう。
しかし、そのためには時速40キロ程度の運転が必要となるため、
今の実証実験で成功実績をつくり、法整備を推し進めたいところ。
構内を出て他のトラックなどと一緒に走ったとしても
「安全性能は問題ない」と自信満々でした。
昨今のバス業界では運転手さんの人手不足が深刻になっています。
一方、ドラえもんでのび太くんが結婚する頃には自家用も含めて自動運転が普及しているようです。
いまの子供達が結婚する頃にはどんなモビリティで僕たちは暮らしているのか、とても楽しみです!
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