長野県上水内郡信濃町富濃のしなの鉄道北しなの線・古間駅近くにある戸草隧道
 この隧道については過去にも記事にしたことがあります。

 戸草隧道はここからそれほど遠くない信濃町と飯綱町の境にある大廻隧道と隣の新潟県妙高市にある坂口隧道とともに「信越本線トンネル群」として「土木学会選奨土木遺産」となっています。  

 戸草隧道は明治20年(1887年)11月に完成、翌明治21年に信越本線・関山~長野~軽井沢間開通とともに使用が開始された戸草隧道は昭和41年(1966年)の信越本線電化による新線付け替えにより新しく大きなトンネルに役目を譲ったトンネルで、完成してから133年が経過し、鉄道トンネルとしての役割を終えてからも半世紀以上経過した現在でも町道のトンネルとしての現役であり、他のふたつのトンネルの中でも特に美しく保たれています。



 昼間訪れても十分美しいのですが…。

 夜訪れるととても幻想的です。

 すぐ脇には現在の線路が通っており、列車が通過するのも間近に眺められるのですが、列車の撮影そのものはあまり画になるとはいえません。
 しかし、古間駅を発車した上り列車がトンネルに入るときに必ずといっていいほどタイフォンを鳴らすので、新型のSR1系が導入されたといってもまだ国鉄時代からの115系一色といっていい現在のしなの鉄道の車両の国鉄型タイフォンの音を録りたくて動画を撮影しに何度も訪れたことがあります。数年も経てば国鉄型の音を聴くことも出来なくなるでしょうから…。

 いまの年齢のままでいいから時間を巻き戻すことができるなら、戸草隧道が現役だった頃に走っていたキハ80系特急「白鳥」が隧道を抜けてくるシーンを撮影してみたかったですね…。



今日は海軍記念日


海軍カレー、食べたことある?



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