(その6からの続き)
-北宇都宮駐屯地-宇都宮城址公園-
雀宮駅を出てしばらく進むと、北宇都宮駐屯地の滑走路が見えてきました。
さらに進むと、右手に管理棟と思しき建物が見えてきました。
左上は管制塔ですよね。
滑走路の長さは1,700メートルとのこと。
ちょっと短めですが、その気になればジェット機も離着陸できる長さです。
これだけしっかりした施設があれば、旅客機の発着を求める動きがあってもよさそうですが、
やっぱり羽田空港があるから盛り上がらないのかな。
このままだと大型機も発着できないし。
右手には格納庫が見えています。
空港らしい雰囲気ですよね。
それなのに、ここを使用しているのは「陸上」自衛隊。
昔は航空自衛隊も使用していたそうですが、移転したとのこと。
やっぱり設備面の問題??
見え隠れするレーダー施設も空港らしいですね。
途中から右に折れて小道に入ってみました。
道幅の広い市道を越えて、さらに北へ。
大きな通りに突き当たったら右折して、国道へ向かいました。
国道4号に合流して、北へ。
道幅は旧街道時代の何倍もあると思いますが、
石造りの倉庫があるのがその名残?
しばらく進むと、左手にスバルの工場が見えてきました。
スバルといえば群馬県というイメージですが、ここ宇都宮にも大工場があります。
作っているのは自動車…ではなく、航空機ですが。
スバルが「富士重工業」と名乗っていた頃は、ここで鉄道車両も作っていたそうです。
富士重工業製の鉄道車両は、今でもいろんなところで走っていますよね。
北のバケモノ気動車・キハ201系(と261系初期型)もスバル製。
工場を過ぎると、まもなく日光線の線路を越えました。
日光線の線路を越えた先にある四つ角を右折。
次の信号をすぐに左折して、この道へ。
所々に大谷石造の倉庫がありましたが、
この道も昔からの道だったのでしょうか。
しばらく進むと、突如道幅が広くなりました。
中心市街地まであと少しです。
でも、その前にちょっと寄り道。
公園っぽいですが、ここは何でしょうか?
ちょっと進むと、こんな建物が見えてきました。
お城っぽい感じですよね。
そう、ここはかつて宇都宮城があった場所。
宇都宮城址公園です。
といっても、長い年月の間に遺構はほとんど消滅し、
現在復元されているのは本丸土塁とそれに付随する櫓と土塁壁のみです。
土塁に囲まれた場所は防災公園も兼ねた草地となっていて、
子供達が走り回っていました。
城ファンにとっては残念かもしれませんが、
子供にとっては都市部にありながら思い切り走り回れる貴重な場所かもしれません。
(その7へ続く)
陸上自衛隊北宇都宮駐屯地周辺のGPSログ(1/30,000)です。
江曽島本通りを経由してもスバルの工場に突き当たるため、
国道に戻らないと大回りを余儀なくされてしまいます。