「特別なトワイライトエクスプレス」の思い出 後編 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(ついに出たトワイライト色のEF65)

 

2015年度に運行された「特別なトワイライトエクスプレス」は,「瑞風」のプレビュー版ということもあり,旅行代金は非常に高額に設定されていましたが,好評で運行を続けていました.乗客の方々にいわゆる「鉄道ファン」な方々は少なかった記憶はあります.

「特別なトワイライトエクスプレス」は時期によってコースを変えていますが,途中から運行開始当初にあった「琵琶湖一周」がなくなり,山陽コースでは最初から通常のEF65が牽引することが多くなりました.これは「ブルートレインの機関車」ということになり,格好は良いのですが,「トワイライトエクスプレス」としての統一感に欠けていたのは間違いありません.そこで,2015/12/5発から,ついに「トワイライトエクスプレス」に合わせた塗装のEF65が登場しました.最初から用意されていればなお良かったと思いますが,検査周期などの関係でこの時期となったようです.

(その後,一度だけ通常色のEF65による牽引がありましたが,筆者はスケジュールが合わず見ておりません.)

 

この記事では「後編」として,塗装変更後の運行を取り上げます.

「前編」は以下のリンクからご覧ください.

柳井駅

柳井では立ち寄り観光が設定されていたため,5番のりばに到着します.

なかなか貫禄ある姿です.

ヘッドマークは両側に着きます.クリアテールがありますが,まだエアコンはついてません.

大畠駅

大畠駅では時間がよく,よく見に行ったものです.

天気が悪い日が多かったです.

大島大橋

一応,撮影はしています.

東萩駅

せっかくの機会ですので,一度だけ山陰を見ておくことにしました.

東萩駅に入線してきます.

萩での歓迎ぶりは熱心なものでした.これが,「瑞風」の立ち寄り観光につながったと思います.

仕業札には流れ星マークが入っていました.きちんとトワイライトカラーになっています.

 

客車列車ですと列車の品格が引き立ちます.見方によっては「瑞風」より魅力的な列車であったと言えます.

実際に,山陰での撮影地では良く撮影者が集まっていたそうです.

 

その「瑞風」ですが,山陰コース下りでは萩の料理店が朝食を提供することが決まっています.

参考:https://www.westjr.co.jp/press/article/items/201028_00_mizukaze-menu.pdf

車両も検査が終わり,現在は乗客対応も含めた試運転が繰り返されています.営業運転再開はもう少し先ですが,車両が再び姿を現す日は近いです.

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