全5回でお伝えしている「36ぷらす3」の乗車記です。

 

その① では、外観と1~2号車(グリーン個室)

その② では、3号車(ビュッフェ+2名個室)と4号車(マルチカー)をご紹介しました。

 

今回は5~6号車の座席車をご紹介します。

 

■きっぷでも乗れます!

5号車と6号車はグリーン車指定席🍀

半数は食事付プランの旅行商品として発売、残り半数が1ヶ月前に「きっぷ」として発売されます。

 

旅行商品、きっぷともに5号車6号車半数ずつの設定ですが、団体予約がある場合には「きっぷ」として発売される数はほぼゼロになりますので、確実に乗りたい場合には、旅行商品がおすすめです。

 

外観が真っ黒でしたが、デッキも真っ黒です😎

 

 
ドアの形は787系のドアの色を塗り替えただけですが、デッキの号車番号のエンブレムが新設されました✨
 
 
そして、デッキから客室に入ると「暖簾」がお出迎え。
「TATAMI ROOM」と書かれています。
 
 
そうです。
この列車、1号車と6号車は「畳敷き」になっているのです。
 
 
■靴を脱ぐ
お座敷列車というのはありますが、新しい列車で畳敷きだなんてワクワクします🤗
暖簾の先に靴箱があり、自分の席番と同じ番号の靴箱を使います。
 
 
靴箱の前には、さりげなく椅子が用意されています。ちょっとした心遣いがありがたいです👍️
 
 
さらには靴ベラまで用意されていて、至れり尽くせりです。
 
 
それでは、6号車車内に乗り込みます。
 

■6号車(グリーン車指定席・畳敷き)
車内全景です。
確かに畳敷きの上に、800系新幹線「つばめ」にそっくりの座席が並びます。
新しい座席のせいか、クッションが程よく固めで座り心地もバッチリです。
グリーン車なので、1席+2席の配置になっています。
 

 
窓枠を付けたことで、座席がやや通路よりに設置されており、これにより窓側足元にある配管を上手く避けています。
 
中央の1区画はお料理をサービスする際に使われるほか、フリースペースなので荷物を置くこともできます(大きな荷物置場は靴箱の近くにあります)。
 
また座席後側は、革細工で物入れが取り付けられていて、便利に使えそうです。
ドリンクホルダーもかなり頑丈なつくりになっています。
 
 
天井を見上げると、ハットラック式の収納と、おしゃれな照明が。
 
 
6号車の運転席との間には、謎の畳敷きのスペースがあります🤔
4畳半くらいあり、寝転ぶことも可能です。
 
 
運転席との仕切りは「赤」がテーマみたいです。
 
 
赤い暖簾、めくりたくなりますよね。
その先は運転席。前面展望が可能になっています🙌
 
 
 
 
■5号車(グリーン車指定席・フローリング)
5号車は基本的は6号車と同じつくりなのですが、大きな違いが2つ。
 
ひとつは、床が畳敷きではなく、フローリングになっていること。
もうひとつは、1席+2席の座席配置が、6号車とは逆になっていること。
 
 
今回乗車した、土曜日コース「緑の路」の車窓は、圧倒的に進行方向右側の方がおすすめですので、床の違いだけでなく、車窓も考えて座席予約をすることをおすすめします。
 
なお「36ぷらす3」は九州を一周するうちに、進行方向が変わるため、先頭号車が週ごとに変わりますので、ご注意ください。
(ちなみに12月中は既に進行方向を発表してしまっている関係で、毎週回送で九州一周させて進行方向を直しているのは、ここだけのヒミツです🤫)
 
 
フローリングには、何種類もの模様があるので、見ているだけで楽しいですね。
 
 
皆様は5号車、6号車どちらがお好みでしたでしょうか?
 
次回その④ では、宮崎空港からの旅の様子をお伝えします。
48時間ごとに更新していきますので、お楽しみに👋