カレンダーの日や奇術の日などに制定されている今日も内容盛りだくさんの「今日は何の日」ネタをお送りしますアセアセ

奇術の日は、奇術(マジック)を行う際の掛け声「ワン、ツー、スリー」にちなんで日本奇術協会が1990年に制定。
妻の日は、1995年に凸版印刷が制定した1年間の妻の労をねぎらう日で、1年の最後の月である12月と、感謝を表す「サン(3)クス(Thanks)」の語呂合わせに由来。私は前妻に対する贖罪の念という重い十字架を背負って日々生活しています。私が浮気や暴力をやった訳じゃないんですがね・・・
みかんの日は、全国果実生産出荷安定協議会と農林水産省が制定。
今日もお付き合いいただけると幸いですウインク

【E217系】
1994年12月3日に、JR東日本E217系が横須賀線・総武快速線で営業運転を開始しました。
老朽化した113系を置き換えるため登場したE217系は、寿命半分・製造コスト半分が基本理念である209系をベースに745両製造、1992年に発生した踏切事故の教訓を生かし、強固な構造で乗務員を保護する「サバイバルゾーン」と、つぶれることで衝撃を吸収する「クラッシャブルゾーン」を設けるなど安全対策も強化したモデルです。
113系
使い捨てカメラみたいな電車という事で「走ルンです」と揶揄され気味の209系
リニューアル前のE217系、黄線部は乗務員サバイバルゾーン、青線部がクラッシャブルゾーン、赤線部は客室サバイバルゾーン
リニューアル後のE217系
リニューアル前後の外観比較(写真右リニューアル前 / 写真左リニューアル後)
2007年度から制御装置などの機器類の更新を目的に、機器類のリニューアル工事が開始され、施行された車両は前面ロゴマークの変更や、帯色の色調変塗り分けが変わったほか、前面下部のスカートが強化型スカートに交換されました
一部編成が東海道線に転用、上野東京ラインが開業した2015年ダイヤ改正で全ての編成が横須賀線・総武快速線に戻された
鎌倉の名所「鶴岡八幡宮」を横目に千葉へ向かうE217系
総武本線 物井~四街道をゆくE217系
東京総合車両センター一般公開の車体吊り上げ実演に使用されたE217系
2020年度からE217系を置き換えるため、E235系を順次投入する予定で、一部報道機関では東海道線・宇都宮線・高崎線(上野東京ライン・湘南新宿ライン含む)などにも順次投入する予定と報じています。
E217系の記録はお早めに!

【江ノ島電鉄1000形】
1979年12月3日に、江ノ島電鉄1000形が営業運転を開始しました。
京浜急行800形(上写真)の影響を受けた江ノ電1000形は、運転台にデッドマン装置付のワンハンドル式マスター・コントローラーを採用したほか、計器やスイッチ類を半埋め込み式配置とした計器盤も800形に似たものになっています。
1983年12月19日から3次車である1200形、1986年4月23日から4次車1500形(上写真)が営業運転を開始
1000形のデザインを受け継いだ1500形など、私は江ノ電らしくて好きですね
2003年~2004年に行われたリニューアル工事では、車椅子スペース新設、ドアチャイムや車内自動放送装置の設置、20形(上写真)と同じ補助電源装置への換装を行い、2015年までに、パンタグラフのシングルアーム化、行先表示のフルカラー・3色LED化、車内液晶表示器設置、蛍光灯のLED化などコツコツ進化を遂げました。

【特急スーパーあずさ】
1994年12月3日に、JR中央本線の特急「スーパーあずさ」が営業運転を開始しました。
長きに渡りE351系で運転された特急「スーパーあずさ」は、特急「あずさ」・「かいじ」と比べて停車駅が少ない列車で、新宿・立川・八王子・大月・石和温泉・甲府・韮崎・小淵沢・茅野・上諏訪・下諏訪・岡谷・塩尻・松本に停車、新宿駅~松本駅間を約2時間30分で結んでいました。
浅川橋梁を渡る特急「スーパーあずさ」
春には桜が綺麗に咲く上野原駅付近を走る特急スーパーあずさ1号
桜とE351系を絡めて撮影したかったですね
1993年12月23日にデビューしたE351系が担当した特急「スーパーあずさ」は、2018年3月16日から新型E353系にバトンタッチ、2019年3月16日ダイヤ改正で特急「スーパーあずさ」の名称が廃止となり、特急「あずさ」「かいじ」に統一されました。
2018年4月7日にラストランを迎えたE351系は、残念ながら長野総合車両センターで全車残らず解体されました(現存しない)1両残すだけでも固定資産税など費用が掛かるので仕方ないですねぐすん

【上信電鉄7000形】
2013年12月3日に、上信電鉄7000形が営業運転を開始しました。

沿線にある富岡製糸場の世界遺産登録が見込まれた事から、国と群馬県の補助金で2両製造された7000形は、上信電鉄初のIGBT-VVVFインバータ制御、シングルアームパンタグラフ、ボルスタレス台車を盛り込んだ意欲作で、観光を考慮してセミクロスシートになっている自社発注の新型車両です。
上信電鉄は個性的な車両が多い
上信電鉄はJR東日本と西武鉄道から譲り受けた中古車両も活躍していますが、中小私鉄としては自社発注のオリジナル車両が数多く在籍しています。

下塗りの状態である白一色でデビューした7000形、2014年3月1日には沿線高校から募集したカラーリングの人気投票の結果を基に決定した新塗装となりました。

【智頭急行】
1994年12月3日に、智頭急行 智頭線(ちずせん)開業と同時に、HOT3500形とHOT7000系も営業運転を開始しました。元々は国鉄智頭線として1966年に着工していましたが、1980年に国鉄再建法が適用となり工事が凍結された事を受けて、鳥取県などが主導となって第三セクター鉄道として工事を受け継ぎ開業させました。
HOT 3500形は、智頭急行の普通列車用気動車
形式名のHOTは、Hyogo、Okayama、Tottori の頭文字を取ったものです。
HOT 7000系による特急「スーパーはくと」は、大阪と鳥取を2時間半台で結び、伊丹~鳥取の航空路線を廃止に追い込み、並行して走っていた高速バスにも大打撃を与えた存在で、利用者数は当初の倍以上となり好評を博している。
HOT 7000系 貫通型先頭車
岡山と鳥取を結ぶ、キハ187系 特急「スーパーいなば」(特急「スーパーおき」で代用)も乗り入れています。
関西と鳥取などの山陰地方をショートカットする目的で作られた、第三セクターの「智頭急行」は、山陽本線の上郡駅を起点に、佐用で姫新線と接続したのち因美線の智頭とを結んでいます。
今日はこんな出来事がありました。

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました!

鉄道コム