首都圏を中心に最後の活躍をする国鉄特急型185系の日常の光景【その⑦(不定期更新)】
「JR東日本」最後の国鉄特急型185系電車。
「JR東日本」最後の国鉄特急型185系電車。
1981年(昭和56年)〜1982年(昭和57年)にかけて当時の日本国有鉄道(国鉄)が、JR民営化前に最後に製造した優等列車(普通列車等の汎用も考慮)。
JR各社で国鉄時代製造の特急型車両は、185系「踊り子」と、JR西日本の381系「やくも」のみ残存。
淘汰が進む185系は、2020年(令和2年)3月14日(土)のJRダイヤ改正で、一部の特急踊り子や臨時列車から撤退開始。
ダイヤ改正後も残った185系は、2021年(令和3年)3月13日(土)のJRダイヤ改正で、特急「踊り子」、「湘南ライナー」等の定期列車から引退する。(※185系・215系を使用していた湘南ライナー等は廃止となり、E257系特急「湘南」へ格上げ。また、185系を使用していた臨時快速「ムーンライトながら」は廃止。)
定期運用引退後の185系は、一部臨時列車等で運用されるが、2022年(令和4年)までに全車両が引退・廃車となる予定。
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在りし日の185系「湘南ライナー5号」
撮影日︰2020年(令和2年)4月
○平日運行の通勤ライナー
東京駅19時30分発「湘南ライナー5号」小田原行き3725M
○停車駅は、東京(乗車のみ)→品川(乗車のみ)→大船→藤沢→辻堂→茅ヶ崎→平塚→国府津→小田原
※東京・品川から普通車に乗車の場合は、乗車券のほかにライナー券(乗車整理券、定員制)が必要。整理券に指定されている号車内の好きな席に着席する。
※大船〜小田原間は快速列車のため、普通車は乗車券のみで乗車できる。
※グリーン車は、ライナー券は不要であるが、全区間、乗車券のほか普通列車用グリーン券(自由席)が必要。満席で着席できず通路やデッキで立っていてもグリーン券が必要。
●湘南ライナー5号(JR東日本大宮総合車両センター 東大宮センター所属のA3編成+C1編成を使用を使用)
東京駅9番線ホーム。東京駅に発着する最後の国鉄型電車。
●2号車モハ184-11(普通車)
グリーン車同士の連結部分
2021年(令和3年)3月13日(土)ダイヤ改正で、
JR東日本の定期列車では最後となる国鉄特急型車両の185系電車が、定期運用から引退。
特急「踊り子」定期運用から引退し、
185系・215系運用列車であった通勤ライナー「湘南ライナー」「おはようライナー新宿」「ホームライナー小田原」は全て廃止され、E257系特急「湘南」に置換えられる。
孤高の185系電車は、いま、残された最後の日々を送る。
(続く。不定期更新)