※3連休初日、いつもの池袋、この日は地下鉄ホームから出発
早朝7時前の池袋始発列車でしたが、発車数分前でほぼ満席でした。
※東京駅・総武線地下ホームへ余裕の乗換え
乗換え8分で焦っていましたが、丸の内線改札出ると、ほぼ正面徒歩数十秒でJR改札に到着。エスカレーターで2階分下りましたが、3分でホームへ。
いつもの寝坊でギリギリでしたが、無事到着!
●東京 7:17発
総武線快速・内房線直通 君津行きE217系に乗車※東京始発
思い出の久里浜-成田空港3時間乗車(※爆音サロ)以来です
●錦糸町 7:25発
駅前ビル群の谷間からスカイツリーを望む
●五井 8:14着 ※乗車時間約1時間
想像より近かったです
階段を登って乗換口に向かいましたが、まさかの混雑(密...)状態でしたので離れ、一旦改札を出て駅前周辺を軽く探索します。
東京湾方面、高い建物はサンプラザ市原という12階建ての公共施設
内陸方面、連絡通路が工事中につき対照的な駅前風景。小湊鉄道の車両基地もこちら側
土曜の午前9時前のせいか、人通りはほとんどなくお店も閉まっていました、10分程で再び改札に戻ります。
■手作り感(仮設?...)いっぱいの改札口
●右側がICカード精算パネル※現金のみ、全駅スイカやパスモは使えません
●隣のテーブルで名物の駅弁(手作り弁当)が販売されていました、先程の10人近い人だかりはこちらだったようです。
●チバニアンの旗で隠れていますが、テーブルの上で社員の方3名がが乗車券を販売、確認されていました。すぐ脇に券売機(ラーメン屋にあるような)らしきものがありましたが。。
私は、フリー切符(サンキュー♥千葉フリー乗車券)だったので見せて通り過ぎましたが、
先程の混雑は、この切符手売りと駅弁販売のせいかと想像しました。
すぐ後ろにはJRの自動改札機が並んでいますが、ここから先は、昭和40年代にタイムスリップしたかのようです。
●小湊線とありますが、外房線の安房小湊までは繋がっていません。
●階段を下りて、ここで予約したトロッコ列車料金の500円を支払い、座席指定を受けます。
■キハ200形と初対面!!
※1960-70年代製造 、14両保有
今回は乗車しませんが....
発車30分前(8:40頃)にホーム到着しましたが、やはりトロッコは入線前..
養老渓谷行きが発車待ちでした。
8:49発 9:53着 ※各駅停車、乗車時間約1時間??
※この時点で、2両編成の車内はほぼ満席、すでに立っている方もいらっしゃいました。車内見学できるような雰囲気ではなかったです
数分後汽笛を響かせながら入線、見た目はトロッコと同じく可愛らしいSLですが、ディーゼル機関車。大正12年製の蒸気機関車を環境規制をクリアしたクリーンディーゼル燃料の現代版機関車ににリアルに再現したようです
■殺伐とした休日のローカル線発車風景
トロッコの乗車案内が始まりましたが、発車までまだ時間がありましたので階段脇に立って、先に発車するキハ200系の養老渓谷行きとホームを観察しました。先程の改札口やホームにも発車案内標の類は一切なく、駅員(男性)の方が手持ちマイクからホームの拡声器を通じてのみ「間もなく発車します」としきりに案内、いや連呼しています。
発車数分前ですが、階段を下りてくる乗客が絶えません。ギリギリですがのんびり歩いている乗客の多さに唖然としました。さらにこの時点で、ホームにはキハ200系とトロッコ列車が停車しており、JRホームには必ずある発車案内標がないこともあり、珍しいトロッコ列車にそのまま乗車しようとする輩が現れます。
今度はトロッコの受付をされていたベテラン社員(女性)の方が
「トロッコ列車は本日満席です!予約されてない方はお乗りになれません!!」
と、肉声で叫んでいます.....
やがて発車ベルが鳴りだすと、今度はしきりに階段上を覗きこむ、いや睨んでいるように見えましました。 やはり数人下りてきます、最後らしき乗客は階段上改札口の社員にせかされているようでしたが、最後はこの案内で慌てたようです
「発車時間を過ぎております! お急ぎください!!」
※次の養老渓谷行きは2時間後ですよ.....
発車後、静寂の時が訪れました...
ホーム上は、トロッコと機関車が目当ての私のような乗り鉄※撮り鉄のみとなりました..
この時は発車15分前、満席のはずですがホームと車内は空いていました。皆さん発車時間ギリギリで行動するようです、今朝寝坊したばかりの私が言うのも変ですが...
●今回乗車する展望車
※しっかりと窓がある手前の2席、8名分が気になります....
●最後部とヘッドマーク
●そして私の座席、まさかのドア付近窓付き展望車....
●時刻表と速度
途中15駅中、停車(休憩)は3駅、その他通過扱いですが、実際は各駅に一旦(数秒)停車します。 この距離(35.9キロ)を、停車時間30分を覗いて、1時間30分かけて走ります。 先に発車した各駅停車のキハ200形が1時間で到着しますので、トロッコの速度は想像頂けるとか思います。
尚、車内にトイレ設備はございません。
五井 9:08発
上総牛久 10:04発
里見 10:40発
月崎 10:53発
養老渓谷 11:08着
上総中野 ※本来の終着駅、現在運休中
●トロッコからの風景と車内
写真の通り本当に満席でした...展望車なので密ではないです。
全員が振り向いているのは、直前に車掌さん(専任アテンダントの方)よりが、「運転士によりますと、間もなく右手後方に富士山が見えるとのことです」と案内があったためです。実際は全く見えませんでしたが。。
そして、指定された「ドア付近窓付き展望車4人掛けボックスシート」は、満席ということで相席覚悟でしたが....
一人独占状態! 気兼ねなく写真撮れました!!
※実際はもう1名おられましたが、団体の方だったようで、車掌さんに相談して近くの席へ移動されました。
●海士有木 一旦停車 ※あまありき、と読みます
発車直後から驚かされたのが、この風景
ある親子は、家のベランダから手を振っていました。
私にとっては、8月の小海線HIGHRAIL号 清里駅以来の光景ですが、あの時は駅員の方々でした。
何度も繰り返される光景に、沿線住民との近さとつながりを感じ、こちらも繰り返し響く汽笛が出迎えの合図のように聞こえました。
小湊鉄道バスの運転手の方です
こちらは撮り鉄の方のようです
そして養老川を渡ります、機関車と煙突の影が可愛らしいです。
●上総牛久 10:04発 ※10分停車
最初の停車駅です
小湊線の主要駅で複線ホームにつき、線路を渡る途中で上手く撮れました
乗車1時間後ということで、ほとんどの方が下車トイレ休憩されたようです
そして、停車ホームは乗客と地元の方々(名産品販売)で溢れかえっていました。。
あまりの人出の多さに閉口、隣ホームに移動して撮影
●上総鶴舞 ※一旦停車
●上総久保 ※一旦停車
銀杏木が有名と案内があり、皆さん見上げて撮影されました。
●この日最大のお出迎え
ほとんど撮り鉄の方のようですが、踏切前縦一列に整然と並ぶ姿が印象に残りました
再び養老川
向かいの席は空席、この先からの乗車・予約分だったようです。
窓あり・窓なしの差がはっきりと分かる写真となりました
●高滝 ※一旦停車
●里見 10:40発 ※10分停車
下車せずに、隣の車両「窓あり・普通車」を覗いてきました
運よくお一人だったので、撮らせていただきました
窓と窓枠が付いています
こちらが発車後の展望車、やはり開放感が違います
今回は、この狭さと混雑もあり乗車中の車内移動は控えました。
尚、隣の車両からは2名の方々が、頻繁に行き来されていましたが....
●飯給 ※一旦停車 いたぶ、と読みます。
短い距離でしたがトンネルを走行
●月崎 10:53発 ※10分停車
あの「チバニアン」の最寄り駅とのこと
今回の乗車は前面展望も後面展望もなく、そして窓付き展望車ということで、線路の写真は唯一こちらのみとなります。
小湊線と養老川は共に、蛇行するように房総半島を横断しますので直線区間は少なく、、窓から肉眼では先頭の機関車や後方風景は見えたのですが、カメラ(スマホ)を突き出して写真に収めることは、かないませんでした。
●上総大久保 ※一旦停車
親子の出迎えを受けました。
ホーム上の絵は、近くにあった(旧)白鳥小学校の卒業生が描かれたとのこと、そして左側には、いつ頃だったか忘れましたが、懐かしのトトロとメイの絵を発見
小学校の廃校が2013年、そしてトトロが2000年以前?? 古さやレトロ感は感じませんでしたが、間違いなく歴史がありました。
すでに周りはこの風景、養老渓谷に入ったようです
●最後に感想、車内にあった沿線(駅)案内
3連休初日でこの混雑(満席)は仕方ないですが、窓付きとはいえ4人席を独占できたことが何より恵まれていました。相席であれば移動や撮影はほとんど不可、2時間じっとしているのは私には堪えられなかったでしょう。
トロッコの感想は、想像以上に低速、そして天然木の座面は、この速度だから耐えられますが、2時間はお尻に厳しいと感じました。
車内も、最初の1時間は賑やかでしたが、その後は静まり返っていたという印象です。
しかし何より、快晴にも恵まれ、この原風景を堪能できたこと、そして沿線からの歓迎を受けた(感じた)ことが全てです。
有人駅: 五井、上総牛久、里見の3駅
無人駅: その他15駅
トロッコは満席でしたが、無人駅の数を見ると、経営的には厳しいローカル線であることを思い知らされました。
●養老渓谷 11:08着
当然ですが全員下車
乗客数は4両の定員合計(満席)で約150名
そして駅周辺も大賑わい! (大混雑!!)
駅舎の上部のみ、記念撮影となりました
この先の予定は、全く決めていませでした...
たまたま停車していたバスで粟又の滝(養老渓谷のどこか???)に向かいます。
最後までご覧いただきありがとうございます。
次回、養老渓谷・粟又の滝へ寄り道に続く