【バス乗継旅】熊本桜町ターミナルから水俣旭町商店街まで 4 | バスと献血のたび

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大阪からバスを乗り継いで遠くまで行きたいです。
献血の記録も載せていきます。

大阪から路線バスを乗り継ぎ、2020年1月に桜町バスターミナル(熊本市)に達しました。

今回はその続き。桜町ターミナルから旭町商店街(水俣市)でのバス乗継旅、第四話です。

・大阪をスタートしたときの記事はこちら ⇒ [リンク]  

・前回のお話(出町(八代市)⇒道の駅たのうら)はこちら ⇒ [リンク]

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八代からのバスで道の駅たのうら(熊本県芦北町大字田浦)まで来ました。次に乗るのは水俣行き。乗り継ぎ時間が20分ほどあるので、道の駅を見物します。

 

3人用の顔出し看板。鉄砲隊はいいけど、うたせ船とカレーの顔出し位置は何か変です(笑)。
 

食堂も併設されてますね。ウェブサイトによると、店名の「たばくまん」とは田浦の方言で3時のおやつのことだそうです。また、食事や休憩するときにも使われるとのこと。芦北特産の太刀魚を使ったメニューが美味しそうです。

 

畳敷きの休憩スペースもあります。近くに温泉でもあれば、ここをねぐらにする人が出てきますよ。「無断連泊禁止」という貼紙があるということは、実際ここに住み着いた人がいたのでしょうね。

 

物販施設も見物します。

日奈久ちくわのチーズ竹輪を見つけ、購入。からし明太子ピザも買います。

 

発車時刻になりました。

 

2020年10月27日(火)

道の駅たのうら 17:25

↓ 産交バス 田浦水俣線

↓ [1]水俣産交行き 780円

つなぎ温泉前 18:03

 

バスは八代から乗って来たのと同じ車両です。乗客は4名。私ともう一人は先のバスからの乗り継ぎです。残り2人は学校の制服を着ています。中学生かな?

 

バスは国道3号を走ります。田浦漁港まで来ると海が見え、夕陽が綺麗です。

八代から乗り継いできた方はずっと景色を楽しんでいるように見え、同じ趣味の人かとも思ったのですが、肥後田浦駅手前の塩屋橋で下車しました。制服の2人も海浦地区のバス停で下車。道の駅を出発して10分しかたたないのに乗客は私だけになってしまいました。

 

バスは海浦の先で佐敷トンネルに入ります。この区間の旧道は佐敷太郎峠と言われる難所で、三太郎峠(薩摩街道の肥後の三大難所)の2つめにあたります。トンネル出口で大規模な道路工事をしてますよ。よく見たら出口脇の崖が大きく崩れています!今年7月の豪雨で大規模な土砂流出があった箇所です。
 

峠を越えるとすぐ佐敷の町に入ります。仕事を終えて帰宅する人が多い時間帯だからか、町はクルマでやや渋滞気味。山に囲まれた入江の市街地は狭いながらもひと通りのお店があるようで、峠を越えてくると都会っぽいというか、賑わいを感じます。ただ、ここも7月の豪雨では大きな被害がありました。住宅地が屋根の高さまで浸水した様子が全国ニュースで取り上げられました。上の写真は佐敷駅前でして、鉄道は八代からここまでが不通となっています(注:11月1日全線復旧)。

 

バスはここから湯浦川に沿って山間部へ入っていきます。湯浦には温泉があり、湯浦温泉センターは木造の入浴施設です。良い雰囲気。調べたら料金はなんと200円!ここで下車しても良かったな。若い頃なら湯浦温泉センターでお風呂に入って田浦の道の駅で泊まって、安上がりな旅行をしてたと思います(笑)!

 

湯浦からはまた峠道です。こんどは津奈木太郎峠。三太郎峠の3つめにあたります。峠の頂上付近には津奈木トンネルがあり、これを抜けると津奈木町に入ります。

現在の津奈木トンネルは昭和40年に完成したもので、完成前の国道は地理院地図を見るに険しい道だったようです。そこには津奈木隧道というトンネル(明治34年完成!)があり、国の登録有形文化財に指定されています。

つなぎ温泉前には3分遅れで到着。ここで温泉につかり、ちょうど1時間後のバスに乗って水俣へ向かうことにします。つなぎ温泉の料金は400円。ここも安いですね。

 

 

(訪問日2020/10/27)

 

 

【続く】

 

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